家事がいらない世界がくる!? 日本の「全自動」はここまで進化していた

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掃除、洗濯、炊事……。

普段、家事を行っていると「面倒くさいな……」と思うことが度々ある。

筆者は、中でも“洗濯物をたたむ”という作業がとても嫌いだ。

タオルなんかは、たたんでも、たたまなくても、その後使用する際には大差ないものだからつい疎かにしがちである。

 

ひとは一生のうち、どのくらいの時間を“洗濯物をたたむ”ことに費やしているかご存知だろうか。

もちろん個人差はあるものの、その時間はなんと“9,000時間”とも言われている。つまり、1年以上もの時間を費やしているのだ。

 

今回は、世界初の全自動洗濯物折りたたみ機『laundroid(ランドロイド)』の製品開発を進めている、『セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社』代表取締役社長の阪根信一さんにお話しをお聞きした。

 

■全自動洗濯物たたみ機を作ろうと思った背景は?

「“今の世の中にはないものを作りたい”という想いがありました。

その際、ただ単に今世の中にないモノを作るのではなく、“人々の生活を豊かにするモノ”“技術的なハードルが高いモノ”という軸で今の世の中にないモノを作ろうと考えました。

我々はベンチャー企業なので、“挑戦すること”を大切にしています。」

 

■“世界初の試み”大変だったことは?

「機械に衣服の種類を認識させるのが非常に大変でした。この問題を解決するのに2~3年の時間を要しました。

普段、人間が洗濯物をたたむときは、“これはTシャツで、これはズボンで”と無意識のうちに認識しています。

一方で、機械が衣服を見たとき、まず“これはTシャツなのか?それともズボンなのか?”という判別をする必要があるのです。

人間が判断するのには時間がかからないことでも、機械だと判断に時間がかかったり、間違えたりすることがあるのです。」

 

■リリースはいつ頃?今後の展望は?

「来年の3月に日本と周辺の数か国で『laundroid(ランドロイド)』を展開し、将来的には世界展開をしたいと考えています。

3月のタイミングでは、もっとインテリアに合うようなオシャレなデザインにしようと思っています。

また2019年には、洗濯機・乾燥機・折りたたみ機、そして折りたたんだ衣服を“棚に振り分ける”までの一連の作業を行う機器をリリースしようと考えています。楽しみにしていてください!」

 

“全自動洗濯物折りたたみ機”だけでも十分凄いのに、折りたたんだ衣服を棚に振り分ける機械まで作りたいとは驚きだ。

掃除は“ロボット掃除機”、食器洗いは“食洗機”、洗濯はセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ社の全自動機器。

日本の技術が進化することにより、世界中の人々の生活から“家事”が消えていくかもしれない。

 

【取材協力】

※ セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社 – CEATEC 2016

【参考】

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