病院で「予約料」を支払う場合にはどんなメリットがある?

HAMA / PIXTA(ピクスタ)

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マスコミなどに登場する有名医師の診察を予約すると、通常の初診料以外に“予約料”を取られることがある。

また、初めて行った病院で、診察が終わって次回の予約をしたら初診料、診察料のほかに予約料を請求されたという経験はないだろうか。

こうした予約料を支払うメリットは、長時間待たされることなく一定時間以上の診察を受けられることが挙げられる。また、高額な予約料を設定している病院では、専用の入り口や豪華な診察室を設けているほか、診察時間も30分近く設定し、患者が指名した医師に診てもらえるという。

病院ごとに対応は異なるようだが、この予約料とは本来どのようなものなのか。

「正確には『予約診療費』と呼ばれ『保険外併用療養費の対象となる医療』に分けられているものになります。厚労省が認めている『選定療養費』の一つで、患者が特別な費用負担をすることで得られるサービスのことをいいます」(医療ジャーナリスト)

ほかにも、『選定療養費』が認められているサービスには、以下のようのものが挙げられる。

  • 入院時の差額ベッド代
  • 紹介状なしの大病院の初診
  • 他の医療機関の紹介を受けながらの大病院の再受診
  • 歯科の金合金
  • 時間外診療
  • 小児の虫歯指導
  • 180日以上の入院
  • 制限回数を超える医療行為

そして、予約料は人気医師がいる病院のほか、精神科や神経内科において設定されているケースが目立つ。その背景には保険点数が低く経営が苦しいか、もしくはその逆で患者が集まり過ぎているか、どちらかの理由が考えられる。

「すべての診療科の外来診療報酬を比較すると、一番安いのは皮膚科、次いで精神科です。しかし、精神科は診療時間が他科に比べて長いため、経営が難しくなります。一方、人気の医師がいる病院は患者が集まり過ぎて、一人一人の患者さんを丁寧に診られません。そこで幾ばくかの予約料を取らざるを得ないのです」(同・ジャーナリスト)

厚生労働省の『主な選定療養に係る報告状況』によると、予約料を取っている病院は全国で447施設(2014年7月1日現在)。その金額は最低20円から最高5万4000円となっている。予約料は保険外診療に属するので、医療費控除や高額療養費の対象外になることに留意する必要がある。

病院治療も自分で細やかな選択をする必要がある時代になったようだ。

 

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