紅白歌合戦司会者に嵐の相葉雅紀を起用した理由とNHKの本当の狙い

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大晦日に放送される『第67回紅白歌合戦』(NHK)の司会者が決定した。紅組が女優の有村架純(23)、白組は『嵐』の相葉雅紀(33)が務める。出場予定歌手もそろそろ決定する予定だ。

「今回の注目される出場者は、宇多田ヒカル(33)か、ダンスユニット『BABYMETAL』、音楽バンド『THE YELLOW MONKEY』あたりでしょう。中森明菜(51)も可能性があるとされたのですが、松田聖子(54)が出る以上は出演しないでしょう」(音楽ライター)

年内いっぱいで解散することが決定している『SMAP』は、まだNHKが粘り強く交渉しているようだ。

「NHKの籾井勝人会長は『何とかSMAPを』をと、ことあるごとに会見で言っています。ほとんど執念めいたものを感じます」(同・ライター)

一方で、「司会者の人選がいまいちなのでは?」との声がある。紅組の有村に関しては、2017年4月から放送する朝の連続テレビ小説『ひよっこ』の主演を務めるからという理由がある。

「有村は2013年に放送された『あまちゃん』で人気になり、その後も数々の映画やドラマに出演してきました。昨年は映画の賞を多く受賞し、ひよっこでの主演が決定しました。紅白歌合戦の司会を務めることはドラマの宣伝にもなるし、適役でしょう」(NHK関係者)

問題視されているのは相葉だ。人気グループ『嵐』のメンバーであり、NHKでは現在、スポーツ番組『グッと!スポーツ』にレギュラー出演しているが、仕事の9割は民放テレビ局だ。ジャニーズ事務所に所属しているタレントであれば、『V6』の井ノ原快彦(40)のほうが、NHKへの貢献度は高い。

相葉の起用は、何か特別な理由があるのではないかという話もある。なぜ、相葉を司会者にする必要があったのか。

「SMAPが紅白歌合戦に出場しなくても、木村拓哉を司会に起用するという噂話もありました。しかし、木村はSMAPが解散する原因を作った張本人で、早くそのイメージを払拭しないと、タレントとして終わってしまう。そのため、まず相葉を使って、グループから一人だけ司会者として起用することに対しての違和感を薄め、総合司会で木村を起用するという可能性もあります」(芸能ライター)

木村だけが特別扱いされるのはSMAPのファンが納得いかないだろう。NHKはどういう判断をするだろうか。

 

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