アメリカ国務省公文書館に眠るロッキード事件で田中角栄は「冤罪」だったという決定的証拠

石井一氏

石井一氏

11月14日、『日本の司法を正す会』に故・田中角栄元首相の側近だった石井一元自治大臣が招かれ、自著の『冤罪 田中角栄とロッキード事件の真相』(産経新聞出版)に触れ、“角栄冤罪説”を語った。

田中元首相は、1993年12月に刑事被告人のまま75歳で死去している。だが、同事件について石井氏は、「日本政府のP3C(対潜哨戒機)調達に絡んで、日米両国関係者の利権スキャンダル発覚を隠蔽するためのスケープゴートにされたのです。おやじ(田中元首相)を危険視した当時のキッシンジャー国務長官と三木(武夫)首相の思惑が重なって、おやじ一人にターゲットをすり替えて立件したのが真相です」との見方を示した。

刮目するのは第4章だ。田中元首相は1983年10月に東京地裁の一審で懲役4年、追徴金5億円の実刑判決を受けるが、石井氏はその年の2月にアメリカのベン・ベニステ弁護士に会い、田中元首相の弁護を引き受けてもらっていた。同氏はニクソン大統領を辞任に追い込んだ、ウォーターゲート事件で主任検事を務めた敏腕弁護士だ。

「ところが、ベニステの来日中におやじから突然、東京・目白の私邸に呼ばれたのです。すると『申し訳ないが、アメリカの弁護士は断る』と言うのです。私は『このままだと有罪になりますよ』と説得したのですが、おやじは『やってはいないものが有罪になるはずがない』と譲りませんでした。その理由を私なりに考えました。一つは、アメリカから仕掛けられた罠から逃れるのにアメリカ人の手を借りたくないという、日本人としての意地とプライド、もう一つは無罪を固く信じており、アメリカ人弁護士に頼む必要はないと思ったのでしょう」(石井氏)

ところで、2010年2月に朝日新聞は、《ロッキード事件『中曽根氏がもみ消し要請』米に公文書》という記事を配信している。これは、アメリカのミシガン州のフォード大統領図書館蔵の米政府公文書として秘密指定されていた『中曽根幹事長の米国国務省宛秘密文書』が2008年8月に解除されており、その内容を同紙がスクープしたものだ。ただし全文は公開されていない。

「アメリカ国務省公文書館にある、ニクソン―フォード政権における米国外交文書のうち、おやじに関連した部分については通常公開まで25年なのですが、当該部分についてはキッシンジャーの指示で50年とされているのです(同氏は存命中)。キッシンジャーが3度も目白(田中邸)を訪ねたのは、良心の呵責にさいなまれてのことからでしょう」(同氏)

全文の公開が待たれる。

 

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