パキスタンで起きた「ドラえもん批判」の理由とは?

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パキスタンで、『ドラえもん』が問題視されているのだという。ドラえもんは、子供に依存心を植え付け、親をないがしろにし、そればかりか卑猥であるから放送禁止だという声が挙がっている。

世界30カ国語以上の言語に翻訳されているドラえもん。過去には日本文化大使としても一役買っているほどの人気者に一体、何が起こったのだろうか。

ドラえもんに異議を唱えたのは、パキスタン中部パンジャブ州の議員だ。放送禁止キャンペーンの中心となったこの人物は、実際に複数の家庭を訪れ聞き込み調査を実施。ドラえもんが子供にどのような影響を与えるのかを調べたという。

「ドラえもんを見たあと、子供が両親に逆らった、宿題をやらないようになったなどと報告しています。このような結果から、子供を持つ家庭を中心に、ドラえもんが話題になっています」(現地在住商社勤務サラリーマン)

パキスタンのメディアも特集を組み、次のように考察している。

「ドラえもんは、テクノロジーに頼り、何事も手抜きするための術を子供に教えており、また、いじめを助長するような内容も散見される。さらに、のび太はしずかちゃんを『家においでよ』などセクハラまがいの物言いをするシーンも盛り込まれている」

いじめやセクハラを助長するというのは、少し言い過ぎのような気もするが、メディアの分析はさらに加熱したものもある。

「ドラえもんがのび太に道具を渡すと、必ずと言っていいほど、まずママにその効果を試そうとする。それでママが大変な目に遭っても知らん顔する姿勢には、問題がある。このような反道徳的な例を挙げて言えば、ドラえもんは脳天気なアニメではない。従って、次代を担う子供たちの文化的価値観や、パキスタンの国家的価値を根底から揺るがす害悪と言ってよい」(同・メディア)

確かに、のび太によって道具の被験者となっているママのシーンは、少なからず見たことがある。しかし、ドラえもんが国家的価値にまで影響力があるものなのだろうか? さらにドラえもん批判は続く。

「アニメチャンネルは、子供の健康や教育に悪影響を及ぼすだろう。他国のメディアの“侵略”から国家を守るため、よい未来を築き上げるために、ドラえもんの放送禁止は妥当だと考える」(同・メディア)

ドラえもんへの不信感は募るばかりで、ついに、放送禁止を求める見解を示している。この動きはパキスタンの隣国のインドにも飛び火し、インドでもドラえもんの排斥運動が広がりつつあるという。

インドとパキスタンの両国は、核兵器を保有しており、なおかつ核不拡散条約に加盟していないことでも有名で、世界平和の流れに逆行するスタンスを取っている。

ドラえもんの作中で、ネズミに怯えたドラえもんがひみつ道具で地球ごと破壊しようと混乱する場面があるが、インドとパキスタンがドラえもんを敵視するあまり、そうならないことを願うばかりだ。

 

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