都心で雪が降ると必ず「八王子駅前」から中継されるのはなぜ?

ジョー / PIXTA(ピクスタ)

ジョー / PIXTA(ピクスタ)

東京の都心で、気象観測を始めた1875年以来初めて、11月に積雪が確認された。このニュースに関するテレビの情報に、疑問と呆れる声が挙がっているようだ。

「東京では人も交通機関も雪に慣れていないため、降雪に関する情報を気にする人は多いです。同時に各民放テレビ局は、大雪の場面を見せて状況を煽るほど視聴率も上がることを知っています。そのため、各局は大げさに雪の場面を放送しようとするのです。現状とは違う情報を流すことも多いのは事実です」(テレビ雑誌編集者)

先日の降雪に限って言えば、電車など主要交通機関に多少遅れはあったものの、ほとんど影響はなかった。

「当初、各テレビ局は5cmの積雪だとしていたのですが、その後に変更となり、雪景色の映像とともに2cmの積雪量だと伝えていました。ところが新宿に行ってみると、積雪はありませんでした」(情報誌記者)

この降雪の映像には、ある“仕掛け”があるのだという。

「よく見ると分かるのですが、雪の情報をテレビ局の外から現地でレポートするときは、都内だと八王子駅周辺、首都圏となると箱根周辺を映すのが定番になっています。両地とも降雪量、積雪量とも比較的多いので、制作者の意図する映像が撮影できるのです。それを放送して、東京で雪が降ったと放送するのです」(前出・編集者)

同じ都内といっても、新宿駅と八王子駅はJR中央線快速で約40分、自動車では、中央道高井戸インターチェンジから八王子ジャンクション間で36kmほどの距離がある。

「都心で一番雪が積もっている場所にあえて行き、そこを現在の東京の状態だと放送されています。八王子市民は『天気予報は東京より山梨を見る方が多い』という意見もあります。視聴者はありのままの情報が欲しいところに、極端な情報が与えられる状態になっていて、情報にかい離が生じてしまいます。こういった生活に関わる情報での演出は控えるべきです」(気象庁関係者)

台風の中継レポートも似たような感じがある。

「テレビで台風情報を放送するときは、高波を目的に湾岸からリポートすること当たり前になっています。あるテレビ番組ではレポーターが台風のなかで『立っていられません』と転倒したことがあるのですが、その横を一般の通行人が普通に歩いている場面が映り込んでしまったことがあります。わざと傘を飛ばしたり、中継中に大げさに風から踏ん張るなどの行為は、いまでもあります」(前出・編集者)

天候よりも各局リポーターの演技力の方に注目してしまいそうだ。

 

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