国税庁がタワーマンションを利用した相続税逃れに目を付けて値崩れが始まる!

まちゃー / PIXTA(ピクスタ)

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松嶋菜々子の演技が怖過ぎると評判の連続ドラマ『砂の塔』(TBS系)は、プライドにまみれた主婦の“タワマンカースト”の実態を描いた作品だ。

このタワマンカーストとは、同じタワーマンション内で生まれた各階層別の身分制度を表した言葉だ。上層階、中層階、低層階に住む人の属性はかなり異なり、上に行くほど収入や勤める会社のグレードが上がり、中層階は共働きのプチ富裕層、低層階になると中国人の投資用や転勤族の借り上げ社宅などに使われることが多いという。

あるタワーマンションの駐車場には“収入差”なのか、見栄の張り具合なのか、次のような現象が見て取れるという。

「自走式の平置きの駐車場にはベンツやBMW、アウディなどの高級外車が並び、国産車でもレクサスといった高級車が当たり前のようにあります。一方で車出しに操作が必要な駐車場を借りている住民は、下層階が多く、車も大衆車が多いのです。住居とは逆に、駐車場は高額物件の購入者へのサービスですから、上層階に行くほど月額料金は安くなっています」(不動産仲介業者)

ひとくくりにタワーマンションと言っても、3000万円台といったローンを組めば庶民にもなんとか手の届く物件から、1億円を超す高級住居まで、さまざまな物件がある。専有面積によっても価格は上下するとはいえ、実際には上の階層へ行けば行くほど、高額になるイメージがある。

そんななか、政府はタワーマンション高層階の固定資産税を増税する方針を固めた。これまで、一部の富裕層が相続税の節税対策として積極的に購入していたタワーマンションの高層階だが、そこへ国税庁が目を付けたのだ。

「富裕層のあいだでは、タワーマンションの最上階層が、売買価格に比べて圧倒的に税算定の評価額が低いことを利用し、現金をタワーマンションに変えて相続するという、実質的な相続税逃れが問題になっていました。これを是正するのに国が動き出そうとしているわけです」(ファイナンシャルプランナー)

税制改正が行われれば、これまでの価値が崩壊し、タワマンカーストの下克上が始まるかもしれない。

 

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