微妙な成績で先場所を終えた稀勢の里の処遇に困る相撲協会

kisenosato

(C)まいじつ

相撲界にとって、大関の稀勢の里(30)が悩みの種になりつつある。先の九州場所では3横綱から立て続けに勝ち星を挙げたことで、初場所(来年1月8日初日)が綱取りの挑戦場所になるのかならないのか、論争が起こっている。

稀勢の里が勝ったときの相撲内容は文句なしに横綱候補だ。ところが、負けた相撲はまるで自分の力を持て余し、自滅するような内容が多い。さらに、九州場所も負けた3敗はいずれも平幕力士だった。しかも、挙げた星数がまた12勝と、いかにもどっちつかずな成績で終わっている。

来場所の成績次第では横綱昇進の声が掛かるのか。このように千秋楽に質問された二所ノ関審判部長(元大関若島津)は、「うーん」とうなり、苦渋の表情で次のように重い口を開けた。

「優勝した鶴竜と星1つ差だったら考えてもよかったけど、準優勝といっても2つ差だからなあ。いまの状態では明確な綱取り場所ではないよ」

満員御礼の連続記録は九州場所の2日目に86日で途切れたが、九州場所全体の客入りは上々だった。協会関係者は「前売りの売り上げは去年より7千万円も上がり、入場者数も去年を上回った。8日目の理事会で力士、親方の来年の給料の16年連続据え置きを決めたが、協会の財政は確実に潤っている」と話した。

とはいえ、この好景気がいつまで続くだろうか。白鵬をはじめとした3横綱は、全員が30歳を超え、いつ引退してもおかしくない年齢に近づいている。早く新しい目玉となる力士を、と協会首脳が焦るのも当然だ。ところが、その一番手の稀勢の里は、いつまでたっても絶対的な存在になれずにいる。千秋楽翌日の横綱審議委員会でも、話題は稀勢の里のことが中心だった。

「相撲協会は“来場所は綱取り”と打ち出してもらいたかったようです。初場所の大きな目玉の話題になるためです。しかし、優勝争いに絡んでいないので、もろ手をあげて綱取りとは言えないと消極的。守屋秀繁委員長は、『強いときは本当に強いのに、なんで平幕に負けちゃうのか、何とも不思議な大関だ』と首をひねっていました」(担当記者)

いつになったら稀勢の里は周囲の期待に応えられるのか。稀勢の里もすでに30歳を超えている。

 

【あわせて読みたい】

解散間近……!SMAP特集

※ いてもたってもいられない成宮寛貴ファンたちが「ロケ地巡礼」へ

※ なぜ?あの人に白髪がない本当の理由─Sponsored

※ 土壇場でSMAP紅白歌合戦出場のために動いたタモリ

※ 松本人志にネットから批判の意見殺到するようになった理由

※ M-1やスマステで心配された上戸彩の激ヤセの原因