東京五輪へ向けて急激に変わりつつある東京の街並みと駅舎

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2020年に開催される東京五輪とパラリンピックまで、残り約3年半。それに向けて徐々に東京の街が変わりつつある。そのなかでも目に見えて分かるのは、都心部の駅だろう。

今年4月には新宿駅南口に高速バスのターミナル『バスタ新宿』がオープン。渋谷駅でもJR埼京線と東京メトロ銀座線のホーム移設工事が進められている。さらに東京駅でも丸の内口を整備中で、山手線には品川―田町駅間に新しい駅が誕生する予定だ。

この11月にはJR両国駅と東急東横線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅に、既存の駅をリニューアルした商業施設が相次いでオープンした。両国にできたのは“粋な江戸の食文化を楽しむ”をコンセプトにした飲食街『-両国-江戸NOREN』。1929年に建てられた駅舎を活用し、寿司屋やちゃんこ、もんじゃ焼きなどの下町グルメ12店舗が出店した他、1階には日本相撲協会監修の土俵も設置されている。

中目黒駅には『中目黒高架下』という文字通り、約700mの高架下を利用した施設に、28店舗が出店している。東京初出店の福岡のうどん居酒屋や、江の島(神奈川)で大人気の日本初のフレンチトースト店などもオープンした。

また東急池上線の戸越銀座駅も、12月11日に東京奥多摩産の杉や檜を使った木造駅舎として生まれ変わった。その一方で、山手線内に残っていた戦前の木造駅舎が、次々に姿を消している。

8月にはJR中央・総武線の飯田橋(西口)が、ホーム改良工事の影響で閉鎖・解体された。

「飯田橋の西口はホームから改札まで長く、『銀河鉄道999』にも似ていて、趣がありました」(鉄道ファン)

続いては山手線の新大久保駅。コリアンタウンの玄関口としても知られているが、駅ビル建設のため10月から工事が本格化しており、1936年に建造された駅舎も年内には取り壊される。

年明けからは、1924年に完成した都内最古の木造駅舎でもある原宿駅の改良工事も始まる。現在は内回りと外回り線が同一ホームだが、今後は別々に分けて、コンコースも広げられる。気になる駅舎の行方は、JR東日本によると「保存と解体を含めて、地元の渋谷区と協議していく」という。だが、工事が始まれば、景観の変化は避けられない。

この他にも、都電の連絡駅の大塚駅は2013年に駅ビル化、御茶ノ水駅も大規模な改良工事が進められている。東京の街を支えて来た木造駅舎は風前の灯となっているのだ。

 

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