優勝力士が5名も出た今年の大相撲――来年はより一層の波乱の予感

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本年を締めくくる大相撲11月場所が終わり、本場所を終えた力士たちはいま、九州と沖縄を回る冬巡業の真っ最中だ。今年は相撲界にとってどういう1年だったのか、振り返ってみよう。

今年は大関の活躍が目立った年だった。初場所の琴奨菊の優勝を皮切りに、稀勢の里が夏、名古屋、秋場所と3場所連続して綱取りに挑んだ。さらに秋場所は豪栄道が全勝で初優勝を飾った。横綱の白鵬も「今年は大関が頑張った年でしたね」と大関陣の奮闘を認めている。

優勝力士はめまぐるしく入れ替わり、年間の優勝者が琴奨菊、白鵬、日馬富士、豪栄道、鶴竜と5名も出ている。これは2000年以来、実に16年ぶりのことだ。

しかし、春場所の琴奨菊から3名の大関が入れ代わり立ち代わり、5場所連続して綱取りに挑戦するも、横綱に昇進した力士は現れなかった。

「惜しかったのは稀勢の里です。夏場所が13勝、翌場所も12勝で、もしこの二場所のどちらかであと一番か二番勝っていたら、間違いなくいまごろは綱を張っていたでしょう」(相撲担当記者)

稀勢の里は九州場所の支度部屋で、「今年はいろいろな経験させてもらって、非常に成長できた1年でした」と言いながらも、表情には苦々しさが漂っていた。

一方で琴奨菊と豪栄道は、どちらも横綱挑戦の場所で惨敗を喫した。

「初めての綱取り挑戦でしたから、やむを得ないでしょう」(同・記者)

結果的に、大相撲ファンにとっては新しい横綱の誕生を見ることができない残念な1年となってしまった。この綱の壁を突き破るにはどうすればいいのか。二所ノ関審判部長(元大関若島津)は、「四股が足りない。準備運動でもっと四股を踏んでくれれば」とさらなる下半身強化を求めている。

巡業はこれまでを反省し、次の本場所に向けた対策を立てるには最適な環境だ。跳ね返され、傷ついた大関陣がどんな土産を持って東京に戻ってくるか。年明けが楽しみである。

 

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