手芸用品の「ユザワヤ」が店舗増路線から一転して閉店ラッシュへ

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大型手芸用品店『ユザワヤ』の閉店が相次いでいる。

ユザワヤは『ユザワヤ商事』が運営する手芸用品小売り業態で、全国に60店舗を展開している(2016年10月末現在)。ユザワヤは創業から2000年ごろまでの約50年間、主婦が住む郊外の駅前立地を中心に、3000坪クラスの大型店を構えるケースが多く、店舗数も6店舗ほどと、比較的小規模な店舗戦略を取っていた。

しかし、創業家2代目の畑中喜雄現社長が経営の指揮を執るようになると、方針を大きく転換。小型店舗による拡大路線を推し進めた。2009年には新宿店、銀座店、渋谷店を次々とオープンさせた。だが、銀座店は2015年1月に、渋谷店は2012年6月にそれぞれ閉店している。

都心店舗が短命に終わった背景には何があるのか。

「ユザワヤは関東圏では圧倒的な知名度と高いシェアを誇っています。主な顧客となっている趣味で手芸をする人は、所得の高い人が多く、目的を持って来店します。デパートの高層階でも集客できるので、テナントとして引く手あまたでした」(繊維専門紙記者)

しかし、手芸品市場は趣味の多様化や、主要顧客の高齢化に伴い、次々と閉店に追い込まれてしまった。

そこで新規顧客獲得を狙い、2007年に手芸がテーマのSNS『ユザワヤフレンドクラブ』を開設した。2013年にはハンドメイド作品をインターネットで購入できるウェブサイト『ユザワヤマーケット』の運営を開始した。しかし、売り上げにはつながらず、それぞれ終了している。

現代は、手芸に勤しむ余裕のない時代なのだろうか…。

 

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