GAPが長引く経営不振から4年で弟分ブランドを日本全面撤退へ

(C)Shutterstock

(C)Shutterstock

大規模製造小売業チェーンとして一世を風靡し、『ユニクロ』が手本としてきたとされる『GAP』が世界規模の販売不振に陥っている。

日本上陸は1995年。旧・銀座阪急に初出店し、それ以来2005年には高価格帯の『バナナリパブリック』、2012年には低価格帯の『オールドネイビー』で日本のファッション市場をリードしてきた。しかし、そのオールドネイビーは年明けの1月末までに全53店が閉鎖され、わずか4年で日本から全面撤退する。

「オールドネイビーは2012年にアメリカ以外では初めて、お台場のダイバーシティ東京プラザへ出店しました。それ以来、ライバルの『H&M』が日本進出から8年間で約60店の出店だったのに比べると、かなりのハイペースで店舗数を拡大していきました。全国のイオンモールやららぽーとなど、ショッピングセンターを軸に好立地の場所を確保していましたが、決して大きな不振というわけではなく、本体であるGAPの不振のあおりを受けた格好です」(衣料専門紙記者)

GAPの売上高は、2015年1月期の164億ドル、営業利益は2014年1月期の21億ドルから右肩下がりを続け、直近の5~7月期も前年同期比24%の減益に陥っている。こうした本体の不振以外にも、オールドネイビー撤退の決め手となった要因がある。ユニクロの弟分『GU』と製品構成や価格帯が重複し、同じターゲット層を取り合う形となり、敗北を喫したのだ。

「日本のファストファッション業界では、ユニクロ(GU)に『しまむら』、さらに外資系のH&Mや『ZARA』がしのぎを削っています。価格帯がオールドネイビーとほぼ同じGUは、会社計画を上回るペースで増収増益を続けています。ユニクロのベーシック路線と差別化を図り、ガウチョパンツなど若い女性向けのヒット商品を数多く販売して、トレンドを重視したビジネスモデルにかじを切ったことが功を奏しました」(同・記者)

低価格ファッション市場は現在、ユニクロとしまむらの2強となっている。GAPは正念場を迎え、反転攻勢に出るために新たなアイデアが求められている。

 

【画像】

(C)Ken Wolter / Shutterstock.com

【あわせて読みたい】

解散間近……!SMAP特集

※ いてもたってもいられない成宮寛貴ファンたちが「ロケ地巡礼」へ

※ 日本の青汁がセレブの間で支持されている理由-Sponsored

※ 土壇場でSMAP紅白歌合戦出場のために動いたタモリ

※ 高畑充希が坂口健太郎との交際を質問されたときの答えが秀逸!

※ M-1やスマステで心配された上戸彩の激ヤセの原因