「SMAP」解散の裏側番外編~紅白出場をめぐり大物歌手が激怒

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(C)まいじつ

『SMAP』の5名のメンバーが、連名でファンに対して「紅白歌合戦には出ません」と、メディア各社にファクスを送った。

この件について、『第67回NHK紅白歌合戦』に出る立場の大御所歌手から次々と「なぜ出ないグループがこれだけ注目されるのか」、「もっと早く発表できなかったのか」との批判が相次いでいるという。

「坂本冬美や天童よしみ、石川さゆりや郷ひろみ、五木ひろしらのマネジメント会社から『関係ないのにSMAPが出るかどうか聞かれるし、話題がSMAPの出演の可否に絞られていた。出場しないグループが注目されて、出場を決めた歌手が忘れ去られている』というニュアンスのクレームが、やんわりと紅白歌合戦の制作陣に入ったようです」(放送作家)

大みそかの10日前、21日には『紅白歌合戦』の制作陣は、大枠ながらも放送台本を練り上げなければならない。そういう事情も差し迫っており、大物の出場歌手たちからSMAPが出るか出ないのかはっきりしろというプレッシャーがあったのは、複数の制作関係者が口を揃えているから事実だろう。

「当初、SMAPが出演しなくても、かつての出演時のVTRを流して、その映像と共に『嵐』を中心にして、みんなで『世界に一つだけの花』を歌うという企画も囁かれていました。ですが、これが一部の大御所歌手に伝わり、『どうして出ないグループにそこまで気を遣わないとならないのか。国民栄誉賞に輝いたわけじゃないだろう』と激怒されたようです。やはりNHKに、SMAPの最後の活動は紅白歌合戦だ、と視聴率のためにうまく使われた感が否めません。ファンの声を集めると、長くファンに愛されてきた『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で有終の美を飾るのが一番なのでしょう」(同・作家)

紅白歌合戦での注目は、出場する『嵐』のメンバーが歌の終わりで、もしくは嵐から司会に起用された相葉雅紀(34)が、“SMAPへのねぎらい”を口にするかどうかだ。

「もしも『嵐』のメンバーがねぎらいや敬意を表する言葉を述べれば、来年もSMAPのメンバーたちが円満にジャニーズ事務所で仕事をすることが明確になります。逆にSMAPのことを全く話題にしないようなら、かなりジャニーズ事務所とSMAPの関係は厳しいものということを示しています」(NHK関係者)

今年の紅白歌合戦の関心は“PPAP”や“恋ダンス”にも注目が集まっているが、SMAPの“残滓”がどこまで呪いのように爪痕を残しているか、という部分にも注目せざるを得ないだろう。

 

【SMAP解散の裏側】

「SMAP」解散の裏側①~「オレは木村を絶対に許さない!」

「SMAP」解散の裏側②~「なぜ木村中心で回るんですか?」

「SMAP」解散の裏側③~「木村は悪い人間じゃない、でも…」

「SMAP」解散の裏側④~「静香がダメと言うからダメだ」

「SMAP」解散の裏側⑤~「二度とみんなで歌うことはねえだろ」

※ 「SMAP」解散の真相番外編~紅白出場をめぐり大物歌手が激怒

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