エベレスト登頂規制で三浦雄一郎氏「最高齢登頂チャレンジ」が遠ざかる

登山

出典:https://pixta.jp

1953年にエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが初登頂を果たし、それから60年以上が経過した世界最高峰のエベレスト(8850m)。2000年代に入ってから、その登山者数は年々増加の傾向にある。

そのエベレストの登山者に登山許可を与えているネパール政府がこのほど、「登頂を目指す登山者には、年齢、経験、身体条件などの基準をクリアすることを求める」との方針を明らかにし、登頂を目指す各国の登山家に衝撃を与えている。

ネパール政府の観光省は、来年の登山シーズンから世界各国の登山者と登頂を支援するネパール人シェルパの安全を最優先するためとして「6500m級の登山経験者で18歳から75歳、身体健常者に限って登頂を許可する」と一定の制限を設けることを決めた。

日本人にとっては国内最高峰が富士山の3776mであるから、日本人がエベレスト登山を考えた場合は少なくとも海外6500m峰に登頂しなければならないということになる。ヨーロッパの最高峰とされるエルブルース山でさえ5642m。それどころか南アメリカ大陸の最高峰アコンカグア6959m以外の各大陸最高峰はすべて6500mを下回っている。つまり各大陸からエベレスト登山を目指そうと思ったら、少なくとも南アメリカかアジア大陸まで来て6500m以上の高峰に登頂しなければならないということになる。