プロ野球のドーピング検査強化にお門違いの恨み節が多数

Dmitry Fisher / PIXTA(ピクスタ)

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日本プロ野球機構(NPB)は、2017年よりドーピング検査を強化することを発表した。従来の尿検査に加え、来季からは血液検査も実施する。これによって、世界アンチドーピング機関(WADA)の検査基準に準拠することになる。これは、東京五輪で野球とソフトボールが追加種目になったことが影響しているとみられる。

「これまではNPB独自の方法で薬物検査を実施してきました。年間3試合程度を選び、その試合に出場していた2チームから無作為に選ばれた2選手を、抜き打ちで尿検査をしていました」(NPB関係者)

WADAに則った厳しい検査を実施すれば、NPBから東京五輪への選手出場もスムーズになることは間違いない。しかし、検査対象となる選手や関係者は、難色を示しているという。

8月10日の広島東洋カープ対阪神タイガース戦では、抜き打ちのドーピング検査が行われ、阪神の対象選手には期待の若手選手である北條史也(22)が選ばれた。

「この試合では、北條が決勝打を放ち、ヒーローインタビューのお立ち台にも呼ばれました。しかし、その後はすぐに検査室へ向かい、直ちに検査となったため、メディアは北條のコメントがすぐに取れない状態になってしまいました。さらには、広島ともども12時過ぎまでスタッフが待機することになりました」(ベテラン記者)

今後、NPBは尿検査に加え、血液検査も行う。検査対象選手も2名ずつよりも増える。その検査予算はNPBと各球団が負担しなければならない。従来の方法では、選手は数年に1回の検査を受けるかどうかという頻度だった。ドーピング検査が改善された理由には、東京五輪以外にも、“ある元選手”の発言の影響もあるという。

「清原(和博)が覚醒剤取締法違反で逮捕され、現役時代から使用していたという信じられない情報まで出てきた影響も、今回のドーピング検査強化に繋がっていると思います」(前出・関係者)

しかし、国際大会への出場が求められる競技では、WADA方式のドーピング検査は必須項目だ。他競技では、自分の居場所をパソコンなど逐一、専用のシステムへ投稿し、選手からいつでも抜き打ち検査の検査官が訪問できるようにしておかなければならない。もし、報告義務を怠れば、出場停止処分が課せられることもある。

プロ野球はいままでのぬるま湯検査から、一般的な状態へようやくステップアップすることになる。潔白を証明することはスポーツ選手としての義務であるのだ。

 

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