リニア新幹線に続き「新国立競技場受注に動く」大成建設と安倍政権の近すぎる距離

出典 : http://www.shutterstock.com

2027年に開業(品川―名古屋)を目指すリニア中央新幹線。8月末、JR東海は本格着工したことを発表した。

最難関の工事とされる南アルプストンネル(25キロメートル)のうち山梨県側の工区で、大成建設と佐藤工業、錢高組の共同企業体(JV)が受注。入札を始めたばかりの長野県側のトンネル工区をはじめ、全線の先陣を切って「過去に例のない難工事」(建設関係者)に挑むことになる。

「南アルプストンネルは山梨、静岡、長野にまたがり、深さは最大1,400メートル。地下水が多いことからトンネル工事はどんな不測の事態が起きるか分からない難しいものになるでしょう」(社会部記者)

危険が伴うとはいえ、品川―名古屋間の総工費は約5兆5,000億円。ルートの9割近くがトンネルになることから土木関連工事が約4兆円を占めるため、ゼネコン各社にとっては垂涎の的だ。

JR東海関係者によると、今回の入札は大成建設と鹿島建設のJVが最後まで争い、僅差で大成に軍配が上がったという。