いままでにない設定で始まる木村拓哉の新ドラマ

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元『SMAP』の木村拓哉(44)が、テレビの新ドラマで医療を題材にしたものに挑戦している。1月15日から放送が始まる『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)がそれだ。

木村が演じる主人公の沖田一光は、東京にある大病院の壇上記念病院院長の手術を任されることになる。沖田はもともと同病院の勤務医で、10年前に勤めていたが、同僚の策略で追われていた。その後はアメリカで修業し、心臓血管と小児外科が専門の職人外科医として日本に戻ってきていた。沖田は壇上記念病院の跡取り娘である小児科医の壇上深冬(竹内結子)と交際していたが、深冬は沖田がアメリカで修業しているあいだに同僚の医師と結婚している。沖田が院長の壇上虎之介(柄本明)の執刀をする時点で、深冬にはすでに3名の子供がいた――という設定だ。

「医師同士や、医師と看護師が結婚するのは極めて多い例です。かつての恋人同士が10年も会わず、再会したら結婚して子供がいたというのもよくある話です。この設定は日常にありふれたところが多く、期待感が湧かないのが気になります」(ドラマライター)

深冬の夫である脳外科医の壇上壮大(浅野忠信)はすでに病院経営に関わっており、医師の出世物語のストーリーもなさそうだ。しかし、期待できそうなところもあるという。

「木村は人を助けるために絶対に諦めない医師を演じています。可能性がゼロでも手術に挑戦する外科医というのは、見どころになるでしょう。そういう役柄設定は、木村に“人道”という俳優としての新しい活路を与えるかもしれません」(同・ライター)

年末に終わった連続ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)は平均視聴率21.49%と、2位を5%以上引き離した大差をつけた。大門は無頼派だが、命を救うために患者を説得し、患者を助ける医者だった。そうした人情派を木村が演じられるかどうかが見どころになりそうだ。

「かつて木村は、“型破りな検事”を演じましたが“職人気質の外科医”にはそのときの演技は合わないでしょう。以前と変わらない“キムタクが演じてもキムタクでしかない”ような演技では、ドクターXよりも高い視聴率にはならないでしょう。視聴率の合格ラインが15%前後だとしても難しいかもしれません」(ドラマ関係者)

高評価の可能性もある一方で、もしかしたら木村拓哉史上、最も似合わない役になる恐れもある。

 

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