WBC公式球の支給が足りずに自腹で買う侍ジャパンの選手たち

二六三 / PIXTA(ピクスタ)

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プロ野球の巨人に所属する坂本勇人(28)が、1月6日に自主トレ先のグアムで5時間半にわたる練習を行った。坂本は、自主トレ出発前に空港での取材の際には、「投げる方が気になっちゃう」という意味深な言葉を残している。

3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う野球日本代表『侍ジャパン』のメンバーのうち、18選手が昨年末に発表されている。選手登録上限数の28名に対して、小久保裕紀監督(45)があえて10名を発表せずにいる背景には、テキサス・レンジャーズに所属するダルビッシュ有(30)や、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大(28)、ロサンゼルス・ドジャースの前田健太(28)など、MLBでプレーしている選手たちが、WBC参加の最終決断を保留したためだ。

国際大会や、各国の代表選手とも対戦経験が豊富な彼らが、侍ジャパンの招集に応じれば、まさに鬼に金棒だ。そのため、小久保監督らの侍ジャパン首脳陣が、諸手を挙げて日本人MLB選手に参画してもらいたい気持ちも分からなくはない。しかし、その一方で日本国内でプレーする選手たちへの冷遇ぶりが発覚した。

「昨年末に代表選手として発表された18名は、ペナントレース開幕よりも3週間以上も早くベストコンディションを合わせねなければなりません。さらには、WBCの公式球に慣れる必要もあります。日本のプロ野球で使用している日本野球機構(NPB)の公認球よりも、WBCの使用球は縫い目が高く、ボールの表面の皮の質も違うため、滑りやすいのです。慣れるまである程度時間を要するでしょう」(スポーツ紙記者)

坂本が「投げる方が気になる」と漏らしたのは、WBC公式球への違和感だ。これを払拭するには慣れるしかないのだが、18名の選手に支給されたWBC公式球は、たったの2ダースだけだという。そのため、支給された数では足りず、自腹で買い足した選手もいるという。

「プロ野球選手の自主トレでは、投手なら1週間で4ダースくらいを消耗しています」(プロ野球解説者)

普段のペナントレースでの公式戦を見れば分かるのだが、投手は常に新しいボールを使う。対戦打者がファールを打てば、その時点で球審が新しいボールに取り替える。投球がワンバウンドしたり、投げ損ねたと投手が感じたりしたら、球審にボールの交換を要求する投手も珍しくはない。そのため、実戦感覚を養うには、新品でのボールを使い続けるのが重要なのだ。

また、坂本のように野手ならば、練習でノックも受ける。地面にたたきつけられる分、ボールの痛み方も激しい。

「一次発表の18名から漏れた阪神タイガースの藤浪晋太郎、埼玉西武ライオンズの菊池雄星などの、追加招集の可能性がある選手たちは、自腹で購入したWBC公式球で練習をしています」(球界関係者)

この努力が無駄にならなければよいのだが…。

 

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