シュール過ぎる昭和の「ジョークグッズ」

「元祖クールジャパン」再検証

~ファイル4【ヌードスパイダー】~

疲れ気味の脳ミソを癒してくれる、ゆる~い感じの“懐かしグッズ”。そんなクールな、これぞ“元祖クールジャパン”ともいうべきものを再検証する連載がスタートしました。

前回の『ラブテスター』に引き続き、第4回は『ヌードスパイダー』です。

さて、“義理と人情”のこの社会、バレンタインデーにチョコをいただいたからには、それがたとえ義理でもお礼をしなくちゃなりません。安物のキャンデーなんてのはもっての外で、もらったチョコの数倍もする高級スイーツをあげるのが当たり前だとか…ホント、つらいですね~。

こんなとき、昭和の紳士たちは、今で言うところの『パーティグッズショップ』である『大人のジョークグッズ屋』にそそくさと出かけたもんです。ジョークグッズという言葉はまだなく「アイデア商品」なんて呼ばれていました。それは繁華街の場末な雰囲気の一角や、怪しげなビルの地下にありました。いまのアダルトショップほどガチな商品構成ではなく、思わずニヤッとしてしまう、セクシーなおもちゃやイタズラに使える日用雑貨なんかが売っていました。何というか、いまのアダルトショップにはない余裕というか“粋”が感じられたんですよ。こういったお店を何軒か知っているのが大人の紳士のたしなみというものだったのです。(ホントか?)

そんなジョークグッズ屋さんの片隅でひっそりと売られていた、と思われるのがこのヌードスパイダーです!(勝手に命名しました)

クモのお尻に空気ポンプが付いていて、押すとクモの口からプク~ッと“すっ裸の女性”が膨らんで現れます! な、なぜクモの口からそんなものが!? いったいどんな発想からこんな商品を思い付くのか? 全く理解に苦しみます…。

いや、この際、理解なんてどうでもいいんです。「これをアイツの前でプク~ッってやったらどんな顔するかな~ クククッ」そんなイタズラ心で満たされれば至福なのですから、男なんてものは。

こういったジョークグッズを買い込んで、チョコをくれた女の子の机に適当に放り込んでおいてホワイトデーのお返しは終了~。あとは女の子の様子をニヤニヤ眺めるだけ……な~んてことができたら爽快でしょうね~。昭和の紳士はレベルが違いますね。

(写真・文/おおこしたかのぶ)

 

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