平昌冬季五輪よりソチ五輪時の「ドーピング問題」が大事な韓国

Dmitry Fisher / PIXTA(ピクスタ)

平昌冬季五輪まであと1年と迫ったが、主催国である韓国国内は、大統領を巡る疑惑もあってか、全く盛り上がりを見せていない。それどころか、前大会のソチ五輪で銀メダルを獲得した元フィギュアスケート選手のキム・ヨナに対する処遇について、インターネットメディアを中心に議論が再燃しているのだ。

「組織的隠蔽も疑われているロシアのドーピング問題で、調査対象となったソチ五輪出場の28選手のなかに、フィギュアスケート金メダリストのアデリナ・ソトニコワも含まれていることが判明したのです。それを見た途端、韓国のキム・ヨナファンが『金メダルを返せ』と騒ぎ始めたのです」(特派記者)

韓国大手新聞社の中央日報もこの問題を扱っており、各メディアとも《禁止薬物の使用が判明すれば、平昌五輪前にメダルはキム・ヨナに帰ってくる》と報じた。

当事者のキム・ヨナは“大人の対応”で、この問題にはほとんど触れず静観の構えを見せている。ところが、もし、ソトニコワの当時の検体がドーピング検査で陽性となった場合だが、ロシア当局は“別の意味”でメダル返還に応じられないようだ。

「ソトニコワのその後の足どりや、詳しい情報はロシアのスケート協会も把握していません」(同・記者)

ソトニコワは17歳で世界の頂点に立った。ソチ五輪後はアイスショーに活動の場を移したといわれていたが、2014―15年シーズンに右足首の靭帯を断裂し、表舞台から完全に消えてしまった。ロシア国内では、近いうちに復帰する、復帰して平昌五輪出場を目指すといった報道もあったが、平昌五輪出場のかかる今シーズンも、まだ姿を見せていない。

「小さな大会には出たはずなんですが、詳しいことについては日本の協会も把握していないようです」(体協詰め記者)

ソチ五輪中も、韓国国民はキム・ヨナを上回ったソトニコワの採点にクレームをつけ、ネットで炎上させていた。そして、今回のドーピング疑惑でも、本人の意思はそっちのけで再び騒いでいる。開催まであと1年となった平昌五輪が、韓国で盛り上がってさえいれば、ここまで昔の話を蒸し返すこともなかったはずだ。

 

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