プレ五輪大会で強風に泣かされた高梨沙羅のメイク

(C)まいじつ

ノルディックスキーのワールドカップ平昌大会で、スキージャンプの歴代最多タイとなる通算53勝目を挙げた高梨沙羅。同大会は2018年に行われる平昌冬季五輪のプレ大会と位置付けられており、同五輪の会場に予定されている『平昌アルペンシア・スキージャンプ・センター』で行われた。

「高梨は優勝したとはいえ、同地独特の“強風”という課題を解消できなかったようです。この時期の平昌地区には、かなり強い風が吹くので、きちんと対応できなければ距離を出すことはできません。強風は踏み切りのタイミングにも影響しており、プレ大会前には長野県内で平昌と似た雪質で、強風のジャンプ台で極秘に練習をしていました」(体協詰め記者)

高梨はこの大会後、「まだ、安定していいジャンプができていない」とこぼしている。今回は高梨がジャンプしたときの風向きがよく、距離を稼ぐことができた。そのため、ちゃんとした強風対策は五輪本番までの宿題となったようだ。

さらに高梨は、大会後にも強風に泣かされることになったという

「大会が終わって帰国の途に就いた際、関東地方を襲った春一番の影響で、到着ゲートを出たのは午後8時過ぎになってしまいました。機内もかなり揺れたらしく、2時間くらいしか寝ていないとこぼしていました」(テレビ局スポーツ部員)

高梨が現地のホテルを出たのは、その日の午前3時。仁川空港まで3時間以上かけての移動となり、強風の影響で出発時刻は遅延が重なった。何度か機内から出ることになり、その度に現地メディアの対応に追われたそうだ。

そんな状況でも、今季からしっかりと施しているメイクは崩れていなかった。

「大会中も、目元はいつものようにメイクしていて、崩れることはありませんでした。化粧の強風対策はできているようです」(同・テレビ局員)

計8時間も遅延した帰国便だが、伊藤有希など他の日本人選手は、空港のソファーで仮眠を取るなどし、疲労の軽減に努めていた。しかし、高梨はメイクが崩れることを嫌がったのか、ナーバスな一面を見せていたという。

メンタルトレーニングの一環で始めたというメイクだが、マイナスの面にも影響することがあるようだ。競技中に気になってしまうことがなければいいのだが…。

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