層が厚くなったフュギュア女子のなかで気になる浅田真央の動向

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フィギュアスケート四大陸選手権の女子は、17歳の新鋭の三原舞依が初優勝を遂げて幕を閉じた。初出場での初優勝は、浅田真央以来の快挙で、故障のため出場を見送った全日本選手権優勝者の宮原知子の代役で出場した本郷理華と、樋口新葉も奮闘した。これで平昌冬季五輪のフィギュアスケート女子の出場選手をめぐる争いは、ますます分からなくなってきた。

そんななかで、浅田真央の闘志にはまだ火が点いていないという。12月の全日本選手権で代表選手が決定するが、後輩たちの活躍ぶりからして、平昌五輪は浅田が出場しない可能性が高い。

「浅田のスケート選手としてのスケジュールは白紙のままです。CM契約している企業のイベントには出ると聞いていますが…」(体協詰め記者)

故障した左ひざが完全に癒えるまでは、大事を取るとの情報もある。だが、今季の浅田の不振は練習不足が原因だという意見も多い。左ひざ以外にも、怪我になりかけている箇所があり、それをかばい、練習不足になるという悪循環に陥った。治療に専念する期間も必要だが、昨年12月の全日本選手権での失墜を取り戻すには、早々に練習を再開させなければならない。

「昨年11月のフランス大会、12月の全日本で、浅田から出る言葉は弱気なものばかりでした。左ひざの故障よりも、精神的なものが原因で練習を再開させられないのではないでしょうか」(同・記者)

一方で、フィギュアスケートの大会を中継するメディア側は、別の見方をしていた。いまは浅田の大会出場機会が減っているにも関わらず、“第2次浅田ブーム”に入っているというのだ。

「昨年12月の全日本選手権で、瞬間最高視聴率を記録したのは浅田の滑走中なのです。浅田の演技中の視聴率は表彰時よりも高く、他選手の出番よりも圧倒していました。今回の四大陸選手権も、大会中継制作側が予定した視聴率には届かず、浅田不在が響きました。日本にはまだ、浅田の復活を信じて応援している人が大勢いるようです」(民放スタッフ)

三原にしても、本郷と樋口にも国際大会での経験が少ない。そのためか、演技中にミスをしてしまうような場面もあった。三原はそういった要因をはね除けて、見事に優勝を掴んだが、彼女たちがこういったプレッシャーのかかる場面で、勝負強さを見せられないケースに陥ってしまうことがあれば、浅田が12月の全日本での一発勝負で大逆転する可能性はある。

それを期待している人々も多いのではないだろうか?

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