愛犬家のためか?悪徳商法か?韓国の最新「クローン技術」

ayakuma / PIXTA(ピクスタ)

北朝鮮の金日成主席と金正日総書記には、当然のことながら影武者がいた。もちろん、金正恩委員長にもいるだろう。日々、暗殺におびえる正恩にすれば、影武者などではなく、いますぐにでもクローンを作りたい心境に違いない。そんな独裁者にとって、朗報になる話題がある。

「韓国の秀岩生命工学研究院が、愛犬のクローン作製サービスを提供して、話題になっているのです。同研究院は2006年以来、警察犬や麻薬探知犬などのクローン犬を優良使役犬(職業犬)として、800頭近くを誕生させており、その技術を応用して、愛犬のクローンを1頭あたり約1000万円で請け負っています」(サイエンスライター)

同研究院創始者の黄禹錫(ファン・ウソク)氏は、ヒトクローンに道筋を付けたとして、世界を騒然とさせた人物でもある。だが、2005年に『ヒト胚性幹細胞』の捏造が発覚したことにより、すべてを失っている。それまでに発表したクローン牛も捏造と分かり、いまでは中国以外、誰も彼の話は信用しないという。

同研究院は、中国で怪しげな科学技術集団が集まる天津で、中国機関、英国企業とクローン工場を建設し、稼働をさせている。もちろん、愛犬のクローン化については世界中から総スカンを食らっている。

「同研究院は『クローンは元のペットの一卵性双生児だから、元のペットと同じように成長する』と、愛犬を失って悲嘆にくれる愛犬家を喜ばすような根拠を公表しています。ですが、この見解に対して、20年前雌羊の細胞からクローン羊の『ドリー』を作製したウィルマット教授は、『クローン動物の性格は環境や育て方により変わり、オリジナルと全く同じ生き物を再生することもできない』とイギリスのデイリー・テレグラフ紙上で反論しています。愛犬のクローンは倫理上にも問題があると思います」(同・ライター)

別の研究者も同教授と同じ見解だ。

「一卵性双生児の場合では、DNAは同じであっても性格に違いが現れ、容姿も見分けが可能です。愛犬家が、愛犬を失ったことを悲しむ“ペットロス”や、その苦しみから逃れるため、何度も同じ種類のペットを飼う『ペット反復症候群』に罹っていることに目を付けた、ある意味悪徳商法ではないでしょうか。動物を愛する者ならば、その1000万円を別の慈善事業に使った方がいいでしょう」(同・ライター)

いまの北朝鮮であれば、核やミサイル開発という分かりやすい挑発行為の裏で、密かにクローン研究を行っていても不思議ではない。

 

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