WBCしか中継しない地上波にシーズンとのセット販売案が浮上

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4年に一度開催される野球のワールドカップともいえるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本戦が、民放テレビ局によって地上波で完全放送される。これに対して、通常のプロ野球のペナントレースの地上波の放送はほとんどなくなっており、かつてはゴールデンタイムの定番だった巨人戦も、大半はBSやCSの衛星放送に移行してしまった。

「どの球団も、収入の軸をテレビ放映料からチケット収入に変え、どうやって球場に観客を集めるかということを一番に考えています。野球の日本代表『侍ジャパン』が今回のWBCで順調に勝ち上がれば、日本時間で3月23日まで中継があります。そのため、WBCが盛り上がれば、3月31日に開幕するプロ野球のシーズンを、大会直後だけでも地上波で放送してもらえないかという願望があります」(球界関係者)

今年のプロ野球は、セ・リーグ、パ・リーグともに3月31日金曜日のナイターで開幕する。週末にかけての3連戦で開幕するため、その期間は地上波での放送はあるが、それ以降は衛星放送か地方テレビ局での放送のみになってしまう。

そこで、新たな提案が話し合われている。

「WBCなどの侍ジャパンの国際試合と、ペナントレース、あるいはオールスター戦、日本シリーズ、クライマックスシリーズなどをセットにして販売しようという案です」(同・関係者)

 

各球団の足並みを揃えられるかが課題

プロ野球人気の低迷が顕著になったころ、オールスターどころか日本シリーズも中継されないということがあり、関係者は必死の営業で巻き返した。もっとも、テレビ局側にも「出場チームが決まる前に日本シリーズの放映権を押し付けられても…」という不安があるだろう。また、次のような指摘も聞かれた。

「パ・リーグは、放映権を6球団合同で一括で管理しているので、話をまとめるのもやりやすいのです。しかし、セ・リーグは各球団で管理しているので、セット販売をするのであれば、細かい取り決めなどを作って6球団が足並みを揃える必要が出てきます。早急には結論は出ないでしょう」(ベテラン記者)

野球に限らず、ほかの競技も日本の代表選手が出場する国際大会以外は、ほとんど地上波で放送されなくなっている。かつてのように視聴率も高くはならないので、オールスターや日本シリーズには、試合と関係ない芸能人がゲストで出演してファンの反感を買うことも多い。地上波で放送することに注力するよりも、ファンを拡大して、いかに有料放送でも見てもらえるような、魅力的なコンテンツにするのかを考えていく時代なのではないだろうか。

 

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