日本アカデミー賞の出来事が憶測を呼ぶのんと事務所の根深い軋轢

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『第40回日本アカデミー賞』の授賞式が3月3日に行われ、片渕須直監督による劇場用長編アニメ『この世界の片隅に』が最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。

片渕監督は受賞スピーチで「6年以上かかって作った映画なんですが、諦めなくてよかった」とこれまでの苦労を振り返った。しかし、登壇した際に起こったある“異変”に、業界関係者がざわめていている。

「この作品は、主人公すずの声を担当したのん(能年玲奈)が重要なのですが、作品紹介のときにまったく声が入らずに無声の状態だったのです。これには放送事故みたいだと言われています。のんは所属していた芸能事務所のレプロエンタテインメントと揉めて以降、芸能活動からほぼ干されている状態ですから、しかたがないことかもしれませんが…」(芸能界関係者)

片淵監督は、「もし途中で“もういいか”と思っていたら、多分皆さんの心の中にすずさんという、ちっちゃなかわいらしい主婦の姿が宿ることもなかったかと思うと…。どうもありがとうございます」と続けてあいさつした。

「この途中で“もういいか”と思った瞬間が、のんが声優をやるにあたって、事務所から何らかの圧力がかかったことではないかという憶測を呼んでいるのです。しかし、この受賞はそんなことを吹き飛ばすくらいに、めでたいことなのです」(同・関係者)

同映画のことは、元『SMAP』の草彅剛も「とてもいい作品」と感想を述べていて、アニメーションファンのみならず、一般層の観客を引き付けた作品だ。 「もし圧力があったのだとしたら」という前提で、ベテランの放送作家は次のように語る。

「レプロとのんとの軋轢は、かなり根が深い。もしかしたら、この先、のんが映画で主演女優賞を獲ったとしても、何らかの横やりが入るのかもしれない」

 

一方で「レプロはいまそれどころじゃない」という意見も

レプロといえば、宗教団体『幸福の科学』への出家を突然に宣言して話題となった、清水富美加が所属していた芸能事務所でもある。清水は出版した本の中で、「月給は5万円しかもらっていない」、「水着の仕事を強要された」、「嫌な仕事を押しつけられた」と、処遇や仕事内容を暴露し、同事務所はかなりのイメージダウンにつながった。

「NHKで放送された『あまちゃん』で人気者にのし上がったのんの独立は、さすがにレプロにとっては痛かった。でもいまは、清水の後処理に頭がいっぱいでそれどころではありません。だから、アカデミー賞での妙な演出について根回しするような余裕はないのでは。事実は日本アカデミー賞の番組制作スタッフに聞くしかありませんが、本当のことは言わないでしょう」(演劇関係者)

そこまで必死にのんの存在を消そうとしているとは考えにくいという見方も、一部にはある。

また、ほかの芸能事務所だが、最近も堀北真希が“子供の出産”の発表に待ったをかけられ、それが不満のひとつとなって芸能界を辞めたとの報道もあった。やっぱり芸能事務所はブラックだ、とインターネット上で炎上しそうな気配だ。

 

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