鉄道ファンにとって出会いと別れの「春のダイヤ改正」

isamu / PIXTA(ピクスタ)

鉄道ファンの悲喜こもごもがクローズアップされる春のダイヤ改正。今年は2015年の北陸新幹線、2016年の北海道新幹線のような劇的なニュース性はないものの、全国的には“車両の世代交代”が目玉のひとつとなっているようだ。

JR東日本は3月18日、上野駅17番線ホームで烏山線用の『ACCUM(アキュム)』こと、EV-E301系電車をお披露目する。アキュムは日本初の直流型蓄電池車両で、電化区間は架線から電気を充電、非電化区間はそれを利用して走るエコ車両となっている。蓄電池車両は、今回の改正で男鹿線や筑豊線(JR九州)でも導入される。

JR四国は、4月1日から土讃線に導入する観光特急『四国まんなか千年ものがたり』(185系)を、普段は走らない松山駅(3月11日)、伊予西条駅(同12日)、岡山駅(同19日)で公開する。

その一方で、国鉄時代からの特急車両で、最後はJR東日本に所属していた485系と583系が相次いで引退する。485系は1968年から約1500両が製造され、『いしかり』、『ひばり』、『雷鳥』、『にちりん』など、全国各地で特急電車として活躍していた。ラストランは3月18日に新潟―酒田間(羽越線)、19日に新潟―直江津間(信越線)で行われる。

583系は昼間は座席車、夜間は寝台車を兼用する特急電車で、1967年から400両以上が製造され、東北地方の『ゆうづる』や『はくつる』などに使用された。4月2日に秋田―湯沢間(奥羽線)、同8日に秋田―弘前間(同・2往復)でラストランが実施され、同9日には秋田駅で車両の展示会も行われる。

さらに秋田では秋田新幹線開業20周年を記念して、3月25日に初代こまち(E3系・2014年に秋田新幹線から引退)の復活運転もある。

 

私鉄やローカル線でも新型や引退が

私鉄では関東の西武鉄道と東武鉄道が、新列車の撮影会を行う。西武は3月12日に狭山線の西武球場前駅で、25日からデビューする全席指定車『S-TRAIN』(40000系)を公開。東武は、4月21日から運転する新型特急500系『リバティ』や、今夏から東京メトロ日比谷線に導入される70000系などの撮影会を、3月26日に南栗橋車両管区(最寄り駅・日光線南栗橋駅)で実施する。また同日は、8月10日から鬼怒川線で復活運転する『SL大樹』(C11形)の乗車会(有料)も行われる。

ローカル線では3月18日、静岡の大井川鐡道と静岡鉄道がそれぞれ行うイベントが熱い。大井川鐡道では、土砂災害で約2年半不通になっていた井川線の復旧イベントを沿線で実施。静岡鉄道は1973年デビューの看板電車1002号車が引退し、24日には新車のA3002号車が登場する。

鉄道ファンはこの春も、出会いと別れで忙しくなりそうだ。

 

【画像】

isamu / PIXTA(ピクスタ)

【あわせて読みたい】

※ コナンスタンプラリーに他のイベントも…春はJR中央線が熱い

 「変幻自在俳優」鈴木亮平が銭形警部になりきる新ドラマがスタート-Sponsored

堀北真希が芸能界引退へ向かい桐谷美玲が危機にさらされる!?

※ 島崎遥香がAKB卒業後に給料激減でメンバーにおごられる

※ 香取慎吾に続き草彅剛が仕事から干され始めている