森友学園・籠池氏の「代弁者」ジャーナリスト菅野完って誰?

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学校法人『森友学園』籠池泰典理事長の“代弁者”であるフリージャーナリストの菅野完(すがのたもつ)氏について、世間では「誰?」という疑問と共に、さまざまな情報が駆け巡った。菅野氏はテレビの報道番組などでコメンテーターを務めたこともなかったので、知らない人が多いのも無理はない。

菅野氏は昨年4月『日本会議の研究』(扶桑社新書)という本を出版している。現在までに約15万部を売り上げ、日本会議に関する知識量と発信力ではナンバーワンのジャーナリストといわれている。菅野氏は著書において《日本会議の運動によって日本の民主主義が殺されようとしている》と危機意識を喚起する。日本会議とはどのような団体なのか。

「日本会議は1997年に設立された右派の任意団体で、会員は昨年の統計で約3万8000人。47都道府県すべてに本部があります。ちなみに籠池理事長は、日本会議大阪支部の代表・運営委員を務めています」(通信社記者)

日本会議は神道(神社界)と新宗教『生長の家』にルーツを持ち、設立以来、憲法改正や総理の靖国参拝、歴史教科書の採択など、個別のテーマごとに別働団体を作り、草の根運動のような形で政治に働きかけ、目的を達成してきたという。

「具体的には、地域単位で講演会のような集会を開き、そこで高齢者にも分かりやすいようにビラをまくのです」(同・記者)

 

安倍晋三首相と日本会議の関係

森友学園が運営する塚本幼稚園では毎朝、園児たちに君が代と教育勅語を唱和させる映像がテレビでも再三放映されていた。これは、子供のうちから日本会議の思想を植え付けようとする活動の一端といわれる。さらに、同幼稚園では年1回は伊勢神宮に泊りがけで参拝に行くなどしている。森友学園が開校しようとしていた小学校も「日本初の神道小学校」という特徴をアピールしていた。

菅野氏はある対談で、日本会議の問題点は「ミソジニー(女性蔑視)」だと答えている。日本会議の集会では決まって「女は黙ってろ」という掛け声が出てくるらしい。また、日本会議は自分たちのことを「真正保守」と呼んでおり、ネトウヨと一緒にされると激しく反発するのだとか。しかし、菅野氏から見れば日本会議もネトウヨも「保守」と呼べる人たちではなく、カタカナの“ホシュ”らしい。

国会には日本会議の活動に賛同する超党派の議員連盟『日本会議国会議員懇談会』があり、安倍総理はその議連で特別顧問を務めている。しばしば、日本会議は安倍政権の“黒幕”といわれている。

3月23日に行われる証人喚問で籠池理事長は、日本会議という単語を口にするだろうか。

 

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