「広島カープ監督夫人」緒方かな子が絵画で受賞!プロ並みと評判

ham / PIXTA(ピクスタ) ※画像はイメージです

プロ野球の広島東洋カープで監督を務めている緒方孝市監督の婦人で、タレントの緒方かな子が、美術団体『白日会』の『第93回白日会展』(3月22日~4月3日=東京・国立新美術館)でオンワードギャラリー賞を受賞した。

出展した油絵は『夏休み』というタイトルで、100号(1620mm×1300mm)という大きなサイズの渾身作だ。モデルは現在高校2年生の次女で、短パン姿で畳の上に座り扇風機の風を浴びている姿は、写真と見間違うほど精巧に描かれている。実際に美術館で絵を見た観客からは「うまいね~」と感嘆の声が漏れていた。

もっともファンの間では緒方かな子の絵がうまいことは有名で、過去にも絵画の部で『第87・88回白日会展』に入賞。古くは1998年の『二科展』でも入賞している。

二科展といえば、芸能人でも工藤静香、八代亜紀、石坂浩二などが入賞しており、知名度は高い。これらの展覧会は、実力がどのくらいだと入選できるものなのだろうか。

 

趣味以上の実力だという評価

「公募展などは、さまざまな美術団体が主催しているのですが、業界内では全体レベルとしての格付けが存在します。ランクSは院展(日本画)で、これはある意味別格です。ランクAに白日会展、二科展はその下のBランクです。芸能人が数多く出展する二科展は、美大生などのあいだでは『二科展に出すのは恥』とまで言われていて、実際に工藤静香の絵を見て『一緒に飾られたくない』とまで言い切る学生も多くいました(笑)」(美術系サイト主催者)

ということは、緒方かな子は絵画の実力はかなりのものであるということになる。

「二科展はPR効果を期待してか、昔から芸能人の作品を積極的に入選させてきました。ある意味、絵が得意な芸能人の分かりやすい目標と言えるでしょう。緒方さんが白日会展に出品するのは、真剣に絵に取り組んでいる証明とも言えます」(同・主催者)

昨年は鈴木誠也選手の“神ってる”活躍などで、カープは見事25年ぶりの優勝を果たした。優勝に関する報道のなかには、緒方かな子が監督の緒方孝市を陰ながら支え、内助の功をしっかりと果たしたというものもあった。一方で工藤静香は、『SMAP』解散騒動で木村拓哉に入れ知恵したとされており、すっかり夫と自身の株を下げてしまった。

共に元アイドルだった両者だが、絵画の腕も女の格も明暗が分かれてしまったようだ。