3月26日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)に脳科学者の茂木健一郎が出演し、松本人志と激論を交わした。
事の発端は3月1日付に投稿された茂木のツイッターからだ。
日本の「お笑い芸人」のメジャーだとか、大物とか言われている人たちは、国際水準のコメディアンとはかけ離れているし、本当に「終わっている」。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2017年3月1日
松本は先週の放送で「このニュース、全然腹が立たなかった。茂木さんが全然、面白くないからなんですね。笑いのセンスが全くないから、この人に言われても刺さらない、ムカッともこない」と発言していた。それから1週間後に直接対決が実現したのだ。
茂木は「お笑いが本当に好き。エールのつもりで言ったのですが誤解を招いてしまいすみません」と釈明。それに対して松本は「本当は茂木さんには怒っていない」としながらも、「お笑い芸人は笑いをとって電気、ガス、水道代を払っている。そこを言ってほしくない」、「僕も野球のWBCで試合の長さについては言ったが、野球の技術や本質については触れたことがないから」と大人の対応を見せた。
波長が似ているという松本と茂木
ある放送作家は「松本が、茂木がツイッターに投稿した際に着ていたキリンのTシャツのことに触れ『きょうはあのキリンのTシャツを着て来ないと…』といじると、茂木が『次は着てきます』と返し、『次ではあかんのや。全部逆や』とつっこみを入れて、スタジオに笑いを起こしていました。このふたりは、実は波長が合っています。“お笑いを脳科学する”というコンセプトで番組を作ると面白そうです」と語る。
一方で、茂木は4日で100回もツイッターに投稿をするなど、“ツイート廃人”になっている。このつぶやき過ぎが、今回の問題の原因だが、本人はツイッターへの投稿を改める様子を見せていない。
「茂木は仕事が多忙過ぎて、出来事をはき出さずにはいられない心理状態になっているようです。そんな茂木に対し、松本は『この番組出演で茂木さんは一皮むけたような気がするわ』と言っていました。これは『もう少し洗練されたら組んでもいいですよ』というふうにも聞こえます」(同・作家)
果たして“お笑いを科学”できるのか。お笑いの重鎮と日本を代表する脳科学者のコラボレーションをぜひ見てみたい。
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