A LIFEで松本潤にも密かに惨敗「木村時代の終焉」か

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1月期の連続ドラマで一番の話題作だった、木村拓哉主演の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の平均視聴率は、最終的に14.5%だった。

「局側は当初、平均視聴率で20%台を見込んでいたといいます。木村は『SMAP』の解散で悪役になったとはいえ、一方でそれがすごい宣伝効果を生みました。しかし、実際に放送が始まると、初回視聴率は14.2%でした。そのため、TBSは慌てて目標の数字を15%に下方修正したのです」(TBS関係者)

しかし、A LIFEはその15%台もクリアできなかった。15%超えたのは3話しかなかったのだ。

「ほとんど話題になっていないのですが、木村は後輩の『嵐』松本潤にも視聴率で完全に負けたのです。昨年4月に、TBSが日曜日の同じ時間枠で放送した連続ドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』で、松本は主演していました。そして、99.9は期間平均視聴率が17.2%だったのです。松本のドラマは木村のドラマほど大掛かりな宣伝をしていませんでした」(同・関係者)

 

A LIFEは「木村時代」の終焉を意味するのか?

『週刊新潮』(3月9日号)によれば、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長は、将来の自分の後継者として松本を指名しているのだという。こうした事情を考えると、木村の時代は終焉を迎えつつある。

「A LIFEに限れば、後半は浅野忠信が主役だろうという話もありました。浅野は髪を振り乱し、妻への嫉妬に荒れ狂う医師役で、最終話の病院を解任されて廃人のように落ちぶれる演技は好評でした。木村より浅野の方が主演っぽいという視聴者の声は多かったです」(テレビ雑誌編集者)

その浅野は、3月22日にアジアのアカデミー賞といわれる『第11回アジア・フィルム・アワード』授賞式で、映画『淵に立つ』の演技が評価され、昨年に続いて2年連続で受賞(昨年は『岸辺の旅』で助演男優賞を受賞、今年は主演男優賞)をした。俳優としてのレベルの高さを見せている。

「A LIFEは浅野のほかにも、竹内結子、松山ケンイチ、菜々緒、木村文乃など、連続ドラマで主演を務めることのできる豪華な出演者を多く揃えていました。しかし、結果としては昨年の松本のドラマ以下の視聴率で終わっています。木村を主演に起用したのが最大の失敗だったのかもしれません」(同・編集者)

木村にまだチャンスはあるのか、ないのか。

 

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