浜崎あゆみ17年間の雑誌連載「打ち切り」背景に狂い始めた前途

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歌手の浜崎あゆみがこれまで女性ファッション誌で続けていた連載が、この3月で終了する。この連載は17年の長きにわたって続いていたもので、彼女自身がメッセージを発してきた。だが、読者の反響も落ちてきたのか、打ち切りとなったようだ。

「浜崎のファッションから生活スタイルまで、自らの写真を載せて読者に提言をしてきました。2000年に始まったそうですが、このころは彼女の人気がピークだった時期。当時、浜崎はファッションリーダーでもあり、読者の憧れの存在でした。タイムリーな連載だったと思います」(女性誌編集者)

しかし、移り変わりの早い音楽とファッションの世界で、いつまでも浜崎の時代が続くことはない。しかも音楽業界は、ここ何年も前年並みか前年割れが長く続いている。

「音楽業界は1曲100~300円で聴けるダウンロード方式を採用したため、アルバムとしてリリースをするという流れが不要だという風潮になりつつあります。かつては、アルバムを聴き、アーティストが表現したい曲の位置やよさを認識することに意味があったのですが、いまは1曲ごとでも売れればいいという販売方法です。そのため、全体の売り上げも落ちてきてしまったのです」(音楽雑誌編集者)

浜崎は1999年1月発売のデビューアルバム『A Song for ××』が約150万枚を売り上げ、一気に人気歌手へ上り詰めた。シングルは同年の『BOYS&GIRLS』が103万枚、ついで『A』が163万枚。2000年の『SEASONS』が136万枚、同年『M』が132万枚と、同年代では圧倒的な売り上げを誇っていた。

「浜崎は歌手のマドンナのファッションや考え方、私生活に憧れていました。2011年1月1日の元旦には、自身のツイッターで突然の結婚報告をして世間を驚かせたこともありました。そのときの結婚相手は、アルバム曲のミュージックビデオで夫役を務めた無名の俳優でした。しかし、2012年1月に離婚をしています。思えばこのころから、“おかしく”なりはじめていたのです」(音楽ライター)

このときの結婚は、婚姻届未提出のため戸籍上は未婚のままだったそうだ。その後も彼女の奇行は続いた。2013年にはアメリカのロサンゼルス在住の一般人と、正式な初婚にあたる結婚を発表した。相手は医者の卵で、日本に呼んでの結婚宣言をしたのだが、相手はいつの間にか帰国してしまっていた。

「昨年9月に離婚を表明しました。ずっと別居状態とのことでした」(同・ライター)

またここ何年かは「豊胸しているのでは?」などという疑惑も出ていた。

「そんな話ばかりで、本業の音楽が話題に取り上げられることがなくなっています。しかし、彼女はすでに50億円稼いだといわれているので、もう余生を楽しむのもいいのではないかと思います」(音楽雑誌編集者)

ファッションリーダーの役目は終わり、音楽もヒット曲から遠ざかっている。すでに“過去の人”になってしまったのか…。

 

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