亀梨和也の主演で放映される連続ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)は、亀梨と山下智久が『野ブタ。をプロデュース』(同)以来、12年ぶりに共演するとあって、大きな話題を呼んでいる。
さらに、上野樹里が出演を断って、代役の木村文乃になったというニュースも流れ、SNSでは《上野樹里は何様なの?》、《そんなにジャニーズタレントとの共演が嫌なら舞台でもやってろ》と辛辣な意見が並んだ。
しかし、上野のファンからは、以下のような擁護する声が多数を占めている。
《昨年、TBSで1月期に放映された『家族ノカタチ』で香取慎吾と共演して、視聴率が取れていない。だから、共演相手選びに慎重なのは当然》、《ジャニーズの大根役者とやるより、もっと適した役があるはず》
上野にはかつて、共演した俳優の岸谷五朗が才能を見抜き、自らの事務所アミューズに移籍させたという逸話がある。
「アミューズとしては、福山雅治の主演で昨年4~6月期に放映された連続ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)が期間平均視聴率8.4%と大失敗しているわけで、続く上野で視聴率が悪いと事務所の体面に関わります。だからキャスティングに慎重だったわけです」(芸能関係者)
上野はオファーを断ったことで日本テレビを出禁か
一部の報道では、亀梨と山下との共演を断ったため日本テレビから出入り禁止措置を受けたとも言われている。
「日本テレビの幹部たちが激怒しているという話を聞きました。ただ、撮影現場周辺では、ほかのタレントをドラマに押し込むなどして、うまく調整するのではないでしょうか。アミューズは交渉が上手ですから」(同・関係者)
上野は昨年5月に、音楽バンド『TRICERATOPS(トライセラトップス)』の和田唱と結婚し、これを機に母親役などもやってみたいと周囲に話しているという。
「すでに、アイドルの相手をするというステップは過ぎたというのが演出家たちの見立てです。上野の選択が間違っているとは思えません」(演出家)
ただし、上野が次に出る作品に対してハードルが上がったのは確かだ。ジャニーズの看板タレントをふたりも袖にした演技派女優は、これからを問われることだろう。
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