プロ野球スカウトが頭を悩ます関東一・オコエのドラフト指名順位は?

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プロ野球ドラフト会議(10月22日)を目前に控えたこの時期、各球団のスカウトたちは1位指名と並行して“外れ1位”のリスト作りでも頭を抱えている。

「オコエ(瑠偉/18=関東一高)が良いとは聞いていたが、これほどとは思わなかった。群を抜いた俊足ぶりはもちろんだが、あの強肩と存在感の大きさは全盛期の新庄剛志を彷彿させるものがある。各球団とも、指名順位を繰り上げてくるはず」(在京球団スカウト)

スカウトを唸らせたのは、U-18野球W杯決勝戦だ。初回の守備で、中堅手・オコエは投手が投げた瞬間にライト方向にスタートダッシュを切った。「ボールがバットに当たった瞬間」ではなく、投球コースを見ただけで打球方向を判断したセンスは、プロの外野手にも勝るものがあったという。

評価が急上昇するオコエは1位候補に繰り上がったようだが、前出のスカウトは苦笑いを浮かべながら「そんな単純なものではない」と言う。

「外野手は外国人選手や、打撃優先の守備難の選手を回すことも多い。それに、1位指名で即戦力の社会人、大学生の投手を指名しなかったら、翌年は2ケタ勝利の計算できる投手を補強しなかったことにも繋がる。そのリスクを犯してでも指名すべきか否かが迷うところ」

だが、ここにきて超高校生右腕・高橋純平(18=県岐阜商)と“親密な関係”を築いてきた日本ハムも、オコエに密着し始めた。