女優の石原さとみと新垣結衣は、インターネット上でどちらが上かという論争になりがちだ。
「両者とも、連続ドラマへ出演すれば視聴率12%以上がほぼ確実に取れる人気があります。甲乙つけがたい“持っている”女優です」(テレビ雑誌編集者)
石原は昨年10~12月期のドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)に主演し、平均視聴率で12.4%を記録した。一方で新垣は、石原と同時期に『逃げるが恥だが役に立つ』(TBS系)に主演し、同14.6%。“逃げ恥”という流行語も生んだ。
「男性人気なら石原、女性人気なら新垣と言われてきましたが、いまでは石原も女性が人気あります。その証拠に、石原はネットのアンケート《女性がなりたい顔》で1位を獲得しています。対してスタイルのよさでは圧倒的に新垣が支持されています」(同・編集者)
最近では、ふたりのどちらが“格上”かという話題が出てきた。
「“格”というものは、例えば会社でいう部長、課長という役職が芸能界にはないので、どちらが上も下もありません。ギャラで判断するなら、ふたりともドラマ1話あたり180万円前後とされています。ほぼ同格でしょう」(同・編集者)
格付けに関して意外な見方もある。マネジャーやお付きの人数だ。
「男性が集まりそうな公開イベントで、石原の場合は5人ぐらい所属芸能事務所の人間がガードに付きます。新垣は女性ファンが多いのでファンもおとなしい。事務所の人間も2~3人。両者の差と言えばこれくらいでしょう」(芸能プロダクション関係者)
石原さとみと新垣結衣に迫る勢いの吉高由里子
しかし、冒頭の視聴率争いのときにもネットでは出ていたのだが、このふたりの同年代では吉高由里子もドラマに出演すると好視聴率になる女優だ。2014年に主演した朝の連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)では平均視聴率で22.6%を記録しており、これは同ドラマ枠直近の10年間で3位の高視聴率だ。今年1~3月期放送の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)でも平均11.4%の高視聴率だった。
「1話のギャラを格の対象とすると、吉高は150万円前後とされています。その意味では、吉高は石原や新垣よりランクが下かもしれません。ただ、あくせく働くタイプではなく、つかみ所のない性格をしているため、本気になって仕事をすれば、石原と新垣に同格か、それ以上になる可能性も秘めています」(同・関係者)
石原、新垣、吉高はこの先もライバルとして扱われることが多くなるだろう。
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