スポーツの秋 健康のために始めたマラソンが原因で短命に!?

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マラソン人気が止まらない。

毎年、参加エントリーが殺到して出場が難しいといわれる東京マラソン。2016年2月に行われる同大会の抽選倍率は、なんと過去最高の11.3倍もの狭き門だ。

この成功を受け、マラソン大会が全国市町村のあちこちで続々と新設。ネットで簡単にエントリーができることもあり、42.195kmを走るフルマラソン大会への参加が身近なものとなっている。

「思い立ったら気軽に始められるランニングは、健康に良いのは確か。走れば走るだけ成長が感じられるので達成感もあります。しかし、スポーツ中でもっとも突然死が多い競技はマラソンなのです。とりわけ、中高年がマラソン大会中に心肺停止に見舞われるケースが目立っています」(ランニングアドバイザー)

命の危険にかかわる事態は、初心者・熟練ランナー誰もが遭遇する可能性があるという。

長い時間、身体に高い負荷がかかるマラソン。大会という非日常で、普段以上にペースを上げて頑張りすぎてしまう。睡眠不足や風邪など、体調が悪いにもかかわらず参加を強行する。マラソン中の突然死は、無理に無理を重ねた上での結果だといえよう。

また、「激しい運動を長期間行っていると、身体ストレスの影響で短命になる」という米国の研究結果が出ている。これは、マラソンも例外ではない。練習のため走りこみを欠かさないのは良い心がけだが、「寿命」の観点から見れば、話は逆なのだ。