孤高の白鵬!それでも引退できない「年寄株」と国籍問題

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大相撲秋場所(両国国技館)で横綱白鵬(30)がついにリタイアした。いまの頭の中は、次の九州場所で再起を図る計画と国籍問題でいっぱいのはず。

横綱になって初となる2連敗のスタートを喫した後、「足に違和感がある。力は入るけど、曲げるとちょっとね」と打ち出し後に訴え、病院に直行。3日目の朝、左大腿四頭筋腱炎で4週間の加療を要す、という診断書を提出し、平成18年九州場所以来(当時大関)の休場となった。

これまで絶対的な存在だった白鵬の不在により、優勝争いは混沌としたが、もっとも視界不良の状態だと言われるのが、白鵬自身の今後だ。

横綱になって8年余り、いい骨休めだという同情の声もある一方で、これで緊張の糸がプッツリと切れて元に戻らないのでは、という心配の声も上がっている。確かに、連続出場記録が途切れたのをきっかけに下降線をたどった力士は少なくない。24回の優勝を誇った北の湖(現理事長)も、横綱になって7年間は連続出場だったが、それが途切れた後は2回しか優勝できなかった。

「北の湖同様、白鵬にも急ブレーキがかかる可能性はあります。しかし、そうなる前に、史上最多の35回優勝をはじめ、あれだけの偉大な実績を残した横綱ですから、晩節を汚す前に、もう十分だと思い至ってあっさり引退してしまうのでは、と話す関係者もいるのです」(担当記者)