山口達也なき『鉄腕DASH!!』が番組終了?とネットが騒ぐ理由

TOKIO

画/彩賀ゆう(C)まいじつ

『TOKIO』が出演する人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』に終了説が流れている。国民的番組と言っていいバラエティーに、一体何が起きているのだろうか。

日本テレビの“日曜の顔”として、『笑点』、『世界の果てまでイッテQ!』、『行列のできる法律相談所』などと並び、長年親しまれてきた同番組。視聴率は毎回ランキング上位に入るほど高い上、自然保護や環境維持に取り組む姿勢は、国や民放連など公的な組織からも評価されていた。

しかし今年4月、メンバーの山口達也が強制わいせつ事件によりTOKIOを脱退。同時に番組も曲がり角を迎え、この半年間続く迷走の原因となってしまう。

「というのも、運動神経抜群で建築や生き物の知識も豊富だった山口は、看板企画『DASH島』をはじめ同番組を常にリードしてきた存在。さらに各企画への出席率も高く、山口なき番組は“何とか無理やり成立させている”状態にまで陥っているのです」(テレビ誌記者)

 

致命傷だった山口脱退のダメージ

実例を挙げると、山口脱退以降の同番組は裏方であるはずのスタッフの出演が急増。人手を必要とする『DASH島』ではとりわけ顕著に現れているが、それでも山口の穴は埋まらず、醍醐味だった島の開拓は目に見えてペースダウンする結果に。

看板企画の進行が遅くなったせいか、視聴率もこの半年間は低空飛行に突入。また、放送休止も頻発するようになり、10月はわずか1回だけしか放送予定がない。

「正直、ここから盛り返すのはかなり厳しいでしょうね。山口は建築、操縦、漁などでプロ顔負けの腕と知識を持っていたため、脱退してからの『DASH』は “テレビ映え”するような成果が上がらなくなってしまったんですよ。10月に放送休止を連発しているのは、徐々に打ち切る布石。現在は『DASH』抜きでどれほど視聴率を獲得できるのか、データを取っている段階です」(日本テレビ関係者)

テレビ離れが進む現代において、変わらず好調を維持してきた日テレの日曜番組。一角を担う『DASH』が終了したとき、一体何が起こるのだろうか。

 

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