阪神不振の最大原因は金本監督の「超恐怖采配」

「見逃し三振を食らったら、ベンチでこっぴどく叱られます。守備時に打球の捕球を諦めるようなしぐさを見せても同様です。衝突した中谷と俊介も、自分が捕球しなければ怒られるという恐怖心で、周りの状況が見えていなかった」(阪神関係者)

金本監督は、『超変革』と称した若手育成のチームビジョンを掲げ、ファンを喜ばせてきた。しかし、育てながら勝つということは、名将と呼ばれる監督でも難しい。この状況を見かねたのか、6月18日に坂井信也オーナーが、金本監督との会食に臨んでいる。

しかし、金本監督はオーナーとの会食で話題に出たとされる、打線の中核を担う大砲候補の補強を辞退したという。外国人選手を含め、これまで編成部門が調べ続けた他球団のFA取得選手もすべてを断ったそうだ。

「今季は就任1年目はファンも大目に見てくれるが、来季になるとそうはいかない。坂井オーナーは金本監督との会食のあとに、掛布二軍監督とも会ったそうです。何を話したのか気になります」(トラ番記者)

今年で若手育成の目処を立てないと、来年は結果が要求されるようになる。金本監督のゲキがもっと厳しくなるようだと、選手はより硬直する。負の連鎖が始まっているのかもしれない。