薄毛の救世主「スカルプD」誕生秘話

画像提供:アンファー株式会社

“男を上げるシャンプー”というキャッチフレーズ、そして「さぁ立ち上がれ~」のCMソングでお馴染みの薬用シャンプー『スカルプD』。

「スカルプDは“悩みのある人”が使うもの。でも1人で悩んでコソコソ使うのではなく、もっとポジティブに人に紹介できるような商品になればと思っています。薄毛をネガティブに考えるのではなく、ポジティブに考えて欲しいのです。」

そう語るのは、アンファー株式会社商品開発部シニアフェロー波間隆則さん。スカルプDの生みの親である。

 

■スカルプDの原点は薄毛に悩む人からの声

画像提供:アンファー株式会社

「スカルプDは、もともとは頭髪専門のクリニックでの院内専売用に作られたんです。薄毛を気にする患者さんから“シャンプーはどういうものを使ったらいいのか?”といった質問を日々受けていた医師たちが、クリニックで自信を持っておすすめできるシャンプーがあれば、ということでスカルプDの開発が始まりました。」

当時、アンファーは従業員数10名ほどの小さな会社だった。もともとは医薬品などの輸入代行会社であったため、化粧品・シャンプーの開発ができる人間など1人もいない。

そんな中、製薬メーカー出身で比較的医療知識がある波間が、開発者に抜擢されたのだ。

(C)まいじつ

<スカルプD開発当初の波間>

シャンプーとはどうやって作るものなのか、何に気をつけて作れば良いのかなど何も分からないド素人の波間は、医師たちにアドバイスを乞うた。

「そこで分かったのは、頭髪ケアには、髪を綺麗に洗ったり、ダメージから髪を守ることよりも、頭皮=皮膚の汚れを洗い流すことが何よりも重要だということ。」

開発段階の試作品を、医師や患者さんに使用してもらったところ、「髪がゴワゴワになるしもつれて指通りが最悪。」「こんなシャンプー使っていたら、逆に髪が抜けちゃうよ」といったネガティブな意見が多くある一方で、これいいね!という意見もチラホラあったそうだ。

「ゴワゴワになるから、1日中髪の毛のボリュームをキープできる」「このシャンプーを使って寝たら、翌朝寝癖ができていた。寝癖ができるのは5年ぶりだから、とても嬉しい」など、その意見の多くは薄毛・髪の毛のボリューム減少に悩んでいる患者さんからのものだった。

 

(C)まいじつ

■徹底的に少数派のニーズを汲み取り、シャンプー市場で勝っていく

「あまり売れることのない少数派商品も、積み重なると大きな売上になると言われていました。無名のアンファーが、“シャンプー市場”に真っ向勝負したところで成功できないことは私達も馬鹿ではないので分かっていた。だから開発段階に頂いた、“これいいね!”という少数派の意見を尊重し、ロングテールを獲得できる商品づくりに注力したんです。」

一般の人が使っても良さを感じない、言ってしまえば使い心地の悪いシャンプー。

 

でも薄毛に悩む人にとっては、ハリ・コシ・ボリュームが出るので逆に良い。それがスカルプDだった。

そんな波間自身もシャンプー開発中、精神的に追い詰められ“抜け毛”を経験したそうだ。

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「洗髪中、シャンプーの泡の中に髪の毛が大量に混じるようになったんですね。排水口が真っ黒になったのを見て、これはヤバイ……と初めて抜け毛の恐怖を感じました。一旦気になり出すと、鏡を見た時なんとなく頭皮が透けて見えるように感じるんです。あと、人の視線が異様に気になるようになりました。この人は俺の目をみていない、俺の頭皮を見ている、なんて。」

追い込まれる経験をしたことで、同じ悩みを抱える人を救いたいという想いが生まれ、シャンプー開発にもより一層力が入った。

 

■「製品の効果はうちの社員の“髪の毛事情”が証明している」

まいじつ編集部は気になって聞いてみた。アンファーには“薄毛”の社員はいないのかと。

「今のアンファーには男性社員が77名いる。もちろん加齢とともに年相応の毛量の人はいます。
その中に髪の悩みを抱えている社員はたった2名。自社製品を社販で買うことができ、ほとんど全員がスカルプDを使っているからですかね。」

画像提供:アンファー株式会社

<アンファー社員の頭皮を支えるスカルプD>

世間では、薄毛に悩む20代、30代が増えていると叫ばれている中で、アンファーにはそういった若者はいないようだ。

「スカルプDは“毛が生える、薄毛にならない”と都市伝説的に言われていますが、それはうちの社員が証明しているのではないでしょうか。」

アンファーで働く社員の“髪の毛事情”を見れば、製品の効果が一目瞭然というわけだ。

 

■0歳からのエイジングケア ~アンファーの展望~

(C)まいじつ

「見た目をしっかりとケアすることで、自分に自信を持つことができ、何事もポジティブに捉えることができるものです。

そういった“ポジティブな気持ち”こそ、若々しい見た目の原点なのです。アンファーは“アクティブに良い年の取り方をしていこう”ということをお客様に提案していきたいですね。」

いつまでも若々しくいるためには、日常のケアが何より重要。

サプリメント・プロテイン・食品など、幅広い商品ライナップには、そんな願いが隠されていたのだ。

画像提供:アンファー株式会社

 

そんなアンファーだが、なんと赤ちゃん用シャンプーやボディミルクも取り扱っており、商品の対象年齢もこれまた幅広い。

「人間は生まれてきた以上、1分1秒老化が進んでいます。赤ちゃんでもそれは変わらない。0歳から始めることが究極のエイジングケアですね。」と波間は笑う。

「どうせ年をとるのであれば、アクティブに良い年の取り方をしていくべき。
商品だけではなく、そういった思想も“予防医学のアンファー”として伝えていきたい。」

赤ちゃんから老人まで。髪の毛だけでなく体全体の健康を。
“健康は自分で管理していくもの”という意識を人々に植え付けていきたい。

そんな大きな野望を持つアンファーの進化はとどまるところを知らない。