男女=恋愛はもう古い? メイン2人が“くっつかない”ドラマ急増中!

杏 坂口健太郎 

杏 坂口健太郎 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

9月19日、坂口健太郎と杏がダブル主演する月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)の第11話・最終回が放送された。同作をはじめ、メインキャストの2人がくっつかないドラマが増えたと話題になっている。

刑事の白熊楓(杏)は、ミスが原因で公正取引委員会審査局・第六審査へ異動させられてしまう。

そこには、天才で理屈っぽく、ひねくれ者の小勝負勉(坂口)など個性豊かなメンバーが在籍していた。

白熊は公正取引委員会・第六審査、通称〝ダイロク〟の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、公正な競争の場を守る〝競争の番人〟として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実を炙り出していく。

「白熊と小勝負はバディーを組むことが多く、時には婚約者のフリをするなど、典型的な〝くっつくルート〟でした。しかし結局、白熊は元々いた彼氏と破局しないままで、小勝負は四国に転勤。恋愛関係には発展しませんでした」(芸能記者)

最近はこういったドラマが増えていると言う。

構想20年クソドラマ『テッパチ』はもちろん…

「今期のドラマを見ても、『石子と羽男』(TBS系)も、相棒関係だった有村架純と中村倫也のW主演コンビが、恋愛関係になるかと思いきや、有村が別の彼氏を作ってそのまま終了。『ユニコーンに乗って』(TBS系)も、主演の永野芽郁と準主演の西島秀俊の〝年の差愛〟を匂わせつつ、最終的には永野が別の男性とくっつくラスト。日曜劇場の『オールドルーキー』(TBS系)は主演の綾野剛が既婚者役で、ヒロインの芳根京子は別の男性と良い雰囲気になっていました。視聴者の意表をつくのが流行っているのでしょうか…」(芸能記者)

この風潮は視聴者も感じているようで

《今期のドラマって最終的に主演(メイン)二人がくっつかないものが多い?》
《今回のTBSドラマは異例中の異例よね。メイン同士がくっつかないなんて。しかも全部》
《競争の番人の彼氏、今はとにかく仕事に集中したい白熊ちゃんに我慢できなくなって別れるだろうと誰もが思っただろうに結局別れんかったな》
《白熊さんこの彼氏とは始め数回のうちに絶対別れるよな?って思ってたのに結局続いてたのが一番ビックリかも(笑)》

といった声が上がっている。

男女=恋愛という古い価値観を未だに引きずっていたのは、構想20年ドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)くらいだったか…。

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