『アナと雪の女王2』稚拙なステマに批判!‟ありのままの姿”を冒涜…

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好スタートを切った日米同時公開の映画『アナと雪の女王2』。12月1日までの興行収入は43億582万円、観客動員は338万人を記録し、2週連続で週末興行成績1位を獲得するなど大人気だ。

《超おもしろかった! もう1回観に行く予定》
《オラフがかわいかったなー》
《前作よりも姉妹愛が深くなってる! ディズニー好きは必見です》

そんな絶賛の声が広がっている中、ツイッターに『アナ雪2』を宣伝する漫画が複数同時に投稿されていたことが発覚し、ネット民から〝ステマ〟を指摘する声が上がった。

「3日の19時ごろ、ツイッター上に複数の漫画家から『アナと雪の女王2』の感想漫画が投稿されました。どの漫画も映画を〝絶賛〟していることや、同じ時間に投稿されていたことで、ネット上では『報酬を受け取ってステルスマーケティングしているのではないか』という指摘が相次ぎました。近年、ステマに対する消費者の目は厳しいものがあり、特にアナ雪のような多くの子供が見る映画が意図的に持ち上げられているとしたら大問題でしょう」(映画誌ライター)

 

好評な映画を貶める愚策

すぐに、一部の漫画家からPR漫画だったことを〝謝罪〟するツイートが投稿されたが、ネット上では非難の声が殺到。

《確かに映画は面白かったけど、こういう宣伝見ると何だかなぁって気持ちになる》
《別に普通に面白いんだからステルスする必要ないだろうに。バカだな》
《これって、景品表示法に抵触するのでは? 消費者もなめられたもんだ》
《漫画家が慌ててPRタグ忘れてました~って言ってるけど、そう書けって言われてるんだろうなw》

これを受け、ウォルト・ディズニー・ジャパンは5日、公式Webサイトで「『アナと雪の女王2 感想漫画企画』に関するおわび」と題した謝罪文を公開するハメになった。

「本来であれば漫画に〝PRタグ〟を付けなければいけないのですが、それではステルスマーケティングになりません。謝罪文では、〝ステマのつもりはなかった〟〝コミュニケーション不足〟などとしていましたが、おそらく事前に広告代理店担当者からタグを付けないよう指示があったのだと思います。しかし、その後、ネット上に疑惑が浮上したことで、慌てて〝タグを忘れた〟ことにしろと指示が回ったんでしょうね。このような案件を受けてしまった漫画家に対しても、容赦ないブーイングが殺到してしまいました」(前出の映画誌ライター)

同時公開の一方のアメリカでは、このような場合「#PR」のタグを付けるのは当然。反した場合は罰則もあるが、日本にはないという。「面白い!」と大絶賛されているだけに、〝ありのままの姿〟を見せれば良かったのに…というのが、映画を見た多くの人の感想だろう。

 

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