矢沢永吉、玉置浩二、山下達郎… 高齢アーティストを襲った悲劇

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歌手の矢沢永吉が、さる11月27日に予定していた「EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2019『ROCK MUST GO ON』」浜松アリーナ公演を中止した。24日のマリンメッセ福岡に引き続き、のどの不調に襲われたという。

矢沢は24日に予定されていた福岡公演を、歌手生活47年で初めて体調不良で中止。続けて27日に予定されていた浜松公演も前日、公式サイトで《明日の浜松アリーナ公演に関しましては、開催に向けて治療を続けてまいりましたが、本日正午の時点でドクターストップがかかりました》と発表した。

さらに《矢沢永吉は〝喉がちぎれてもいいからやりたい〟という気持ちでしたが、始まったばかりのツアー、この先に控える公演を考えると、浜松公演まで中止させていただき、治すことを最優先にしなければならない、という答えを出しました》と、苦渋の決断だったことを明かした。

 

長年に渡り時代を引っ張ってきたが…

今年は矢沢のように、公演中止に見舞われる人気アーティストが目立った。

松山千春は急性咽頭炎により、6月に全国ツアーの福島、大阪、名古屋公演を中止。玉置浩二は8月に全国ツアーの東京・八王子公演を体調不良で途中中断。山下達郎は7月の東京・中野サンプラザ2daysを気管支炎で中止し、27年続けているラジオ番組も初めて代役を立てた。

「3人とも今は復帰していますが、松山は63歳、山下は66歳、玉置は61歳といずれも60代。矢沢は70歳で、今年、2年ぶりに放送されるTBS音楽特番『クリスマスの約束』のホスト役である小田和正は73歳。時代を引っ張ってきた人気アーティストたちですが、さすがに高齢化してきましたね」(エンタメ誌記者)

まだまだ元気とはいえ、体調管理には十分に気を付けて活動していただきたいものだ。

 

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