詐欺で捕まった脇坂英理子が3年後に医師として戻ってくる

「世間一般から見れば、非常に甘い処分もいいところでしょう。ある程度は、この結果が予想されていたのですが、それにしても甘過ぎる。なぜ、やはり免許取り消しではないのか、疑問が残ります」(医学系専門誌ライター)

脇坂は診療報酬の不正請求で、約7000万円を騙し取っていた詐欺師である。

「ホストにはまり込んで、次から次へと架空の診療と請求を行い、それで得た金を遊びに使っていた。ところが、裁判になって親族が出廷し、『全額弁済する』といい、脇坂も『今後、医師として出直す』などと反省を口にして終わりになった。これがまかり通るのですから不思議です」(同)

それにしても、どうしてこのような結果になるのか。暗黙のルールがあるという。

「医者は刃物を使った殺傷事件や、診療を名目にわいせつ事件を起こさない限り、免許取り消しにはなりません。だから脇坂の事件もならないと分かっていた。昨年はわいせつ事件で1名が取り消しになっていますが、優遇されている面もあります」(現役の医師)

しかし、医師には、医師なりの言い分もあるという。

「医療行為の結果が芳しくないと、何かというと裁判になる。例えば、妊娠にまつわる裁判は多く、いまは産婦人科を志望する者が非常に少ない。それと、美容整形は想像と違ったら裁判になる。医師として最善を尽くしたつもりなのに、患者が納得しないと、長期にわたって裁判をさせられることになります」(同)