グラビアオーディション企画が大炎上! 審査員のLINEがえげつない…

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コスプレーヤーを対象としたグラビア争奪オーディション『ヤングチャンピオン コスプレクイーン 2020』が、候補者の告発により炎上状態と化している。

同オーディションは、グラビアコミック誌『ヤングチャンピオン』(秋田書店)と、動画コミュニティーサービス「ミクチャ」こと『Mix Channel』の協同企画によるコンテスト。入賞者にはグラビア掲載権と賞金が贈られ、誌面投票、モバイルサイト投票、ツイッターのRT数、「ミクチャ」配信で獲得したポイント、審査員による審査の総合的な点数で受賞者が決定する。

しかし、賞レーススタートから間もなく、候補者の1人が自身のツイッターで早々に辞退を表明。辞退理由として、審査員の1人である「ミクチャ」の人間から好意を寄せられ、審査員権限で秘密裏に支援すると持ち掛けられたことが不信感につながったと、同審査員とのLINEのスクリーンショット付きで告白した。

すると、翌日には別の候補者も、コンテストそのものや運営への不信感を理由に辞退を表明。1人の勇気ある告発が完全に影響を与えた形となり、「ミクチャ」は審査に関する公式な声明を発表するに至った。さらに、事実関係の調査が終わるまで、当該審査員を審査委員から外すことも併せて発表している。

 

さまざまな問題点…問われる「ミクチャ」の体質

運営関係者がその地位を利用して候補者に接触するという、こうした賞レースに関しては絶対にあってはならないことが発覚した今回の一件。「ミクチャ」はサービスそのものの評価が下がることとなってしまったが、そもそも論として、同サービスは問題点をはらんでいたという。

「ミクチャは競合サービスの『SHOWROOM』よろしく、さまざまなイベントとタイアップしたコンテストを頻繁に開催しています。中には関西コレクションや東京ガールズコレクションといった有名イベントの出場権を懸けたコンテストも多いのですが、その実態は現ナマの投げ合いに近いのです。順位を左右するポイントは配信者のファンが課金して贈る『アイテム』によって決定するのですが、このアイテムは1つ数百円から、高い物では数千円・数万円するものも。上位配信者のファンともなると1カ月に100万円以上を課金する猛者も多く、ファン心理を利用した異常なマネーゲームになっています」(WEBメディア編集者)

さらに、「ミクチャ」は「SHOWROOM」よりも〝アコギ〟なシステムになっており、その悪辣さは『AKB48』の総選挙をも上回るらしく…。

「『SHOWROOM』は受け取ったコインやアイテムが換金可能で、それを生活の充てにする配信者も多いほど。一方、ミクチャは換金不可のため配信者には還元されず、ファンが課金した分は運営が丸もうけという仕組みです。例えるなら、ミクチャのコンテストは、悪名高い『AKB』の総選挙をバーチャルに置き換えたサービスだと思います。『AKB』は劇場盤のCDに握手券と投票券を付けて売っており、買い方によっては投票と接触が両方楽しめるもの。一方、ミクチャの投票券に当たるコイン・アイテムには握手の権利すらなく、配信者のお礼のひと言をもらうために数千円、数万円が投じられるという善意にツケ込んだビジネス。そういった点で言うと、より凶悪だと思います」(同・編集者)

もともとの賛否分かれるスタイルに加え、ランキング操作・つながり疑惑まで浮上した「ミクチャ」。今後、失われた信用を取り戻すことはできるのだろうか。

 

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