蒼井優“ほぼほぼ全裸”が衝撃! 新婚早々の夫婦愛映画『ロマンスドール』

ロマンスドール 

映画評論家・秋本鉄次のシネマ道『ロマンスドール』

配給/KADOKAWA 角川シネマ有楽町ほかにて公開
監督/タナダユキ
出演/蒼井優、高橋一生、きたろう、渡辺えり、ピエール瀧ほか

昨年6月にお笑い『南海キャンディーズ』の山里亮太とアッと驚くゴールインを果たした人気女優・蒼井優が、さらに仰天させてくれた、ともっぱらの衝撃作だ。

何しろ〝新婚早々〟の公開だというのに、週刊誌見出し的に言えば〝ほぼほぼ全部脱ぎ〟で〝騎乗位濡れ場〟や〝女性器見せ開脚〟まである、というのだから穏やかではない。でも、監督がタナダユキというので、なるほど納得。蒼井とは08年の『百万円と苦虫女』以来、信頼関係で結ばれ、今回も〝必要なシーン〟ということで、了解し合っているからだ。今日び、女性監督の方が性描写が大胆なのは言うまでもない。

ラブドール作りの職人・哲雄(高橋一生)は〝シリコン素材で人肌に近い人形〟が欲しいため、〝医療用〟と偽って呼んだ美術モデルの女性・園子(蒼井優)のおっぱいの型取りをするうち、彼女の気立ての良さに一目惚れして結婚するが、自分の仕事の具体的内容は、ずっと隠して生活し続ける。だが、ある日、妻に異変が…。

 

M字開脚もいとわない“内助の功”

正味は、ラブドール(昔で言うダッチワイフ)制作という業界モノ、職人モノでもあり、10年に及ぶ夫婦愛の話でもあるのだが、やはり興味の筆頭は蒼井のエロス描写だろう。作り手もそこは外せないし、蒼井も覚悟を決めたはず。さすがに完脱ぎまでは微妙に至っていないが〝ほぼほぼ〟は見せてくれる。

例えば、おっぱい型取りシーンでは、乳首のみを隠したほぼ全裸を披露する。さらには夫婦の営みシーンでは、女性上位で濃厚濡れ場に挑んでくれる。高橋が「スケベな奥さん…」としみじみ言うあたりに夫婦愛がにじんで、ボクは感動した。さらには、精巧なラブドール作りにおいて女性器の形状・構造を詳しく知りたい夫のために、自らM字開脚してアソコを披露するシーンは、当然女性器は映らないものの、その〝内助の功〟ぶりは、いっそ微笑ましく、荘厳なほどだ。高橋と蒼井の息もぴったり。

さらにエロスとは関係ない話題性としては、あのピエール瀧がラブドール制作会社の社長役で出演していること。ご丁寧に、ワイセツ事案で刑事にワッパをかけられる逮捕シーンまであるのだ。ちょっと挑発的なのだが、あえてカットせず、の気概を買いたい。

今年もまだ始まったばかりだし、〝新婚早々〟蒼井優の大胆なものを拝み、あらためて職人気質を尊ぶというのも、ちょっと粋ではないかなあ。

 

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