学歴詐欺? AO入試で“インテリ枠”をゲットした芸能人たち…

トリンドル玲奈 

(C)まいじつ

受験シーズン真っただ中の2月。受験生たちは大学入学に向け連日、最後の追い込みに奮闘している。一方、芸能界には、そんな厳しい受験勉強と無縁でありながら〝インテリ〟を名乗る、〝AO入学〟のタレントが山のように存在している。

AO入試とは一般的に学力試験を課さず、小論文や面接、他者推薦などで人物を評価し、入学の可否を判断する選抜制度のこと。この手の話題で過去最大に物議を醸したのは、芸能人の高学歴化が今ほど一般的になる前の1998年、自己推薦入試で倍率10倍の早稲田大学教育学部に合格した女優の広末涼子だろう。学力によらない方法での入学はかなりの賛否を呼び、学生たちからも「特別枠で入学するのは納得できない」「ちゃんと女優業と両立できるのか」など、公然と批判が噴出。そして、こうした懸念は的中することになり、広末は期末も近づいた6月末にようやく初登校。結局、2003年には女優業に専念するため退学を発表した上、欠席ばかりでほとんど単位を取得できていなかったことも発表された。

早稲田の永遠のライバル・慶應義塾大学は〝SFC〟こと環境情報学部がAO入学の巣窟となっているようだ。『Sexy Zone』の菊池風磨は、選考に必要な推薦状をジャニー喜多川氏が書いたことを公言。超大物の推薦が選考に影響したことは想像に難くないだろう。モデル・女優のトリンドル玲奈もこの1人。1月16日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、AO入試で小論文と面接の選考を受け、学力試験がなかったことを告白している。

他にもSFCには、女優の二階堂ふみ、『乃木坂46』山崎怜奈、元『℃-ute』鈴木愛理らがAOで入学しており、学部自体がアイドルの箔付けに利用されている面が強いようだ。

 

「バカにするな」と言いながら〝おバカ〟をさらし…

元『AKB48』の竹内美宥も、この悪名高いSFCにAO入試で入学。トークアプリ『755』で《AO入試だからとバカにしないでほしい》と反論していたこともあったが、大学在籍中の2014年に放送された『Qさま!!』(テレビ朝日系)では、「冬季五輪が行われたことのある都市を答えろ」に「パリ」「オーストリア」「東京」「北海…」などと答えてファンの失笑を買ってしまった。

「2000年代半ば以降、山下智久、北川景子、井上真央といった芸能人がAOで続々と明治大学に入学。すると、こうしたタレントの看板効果により、同大の志願者数は日本一になりました。10年代になると、12年に『Sexy Zone』の中島健人がAOで明治学院大学に合格し、翌年から志願者数が激増。17年には『King&Prince』永瀬廉もAOで入学しており、もともと女子の比率が高い大学でしたが、さらに女子志願者が増えている状況が続いています。10年代はタレント効果が〝明治〟から〝明治学院〟にシフトした時代だったと言えるかもしれません」(予備校講師)

その性質から、「アホでもOK」の略だとも揶揄されているAO制度。一芸入試の観点に沿っていることは確かだが、大学側とタレント側がウィンウィンになるため乱用されている現状を見ると、一般の受験生から不公平に映ってしまうのも無理はないだろう。

 

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