次は誰が起用される?慶應不祥事で「新一万円札」登場に拍車が

「1984(昭和59)年11月1日にお目見えした二代目の一万円札の福沢は、札番号の色やホログラム化などのマイナーチェンジを繰り返してリニューアルを続けています。しかし、すでに初登場から32年が経過しており、初代の聖徳太子は26年間だったので、代わり時といえば代わり時です。同じ年に登場した千円札は、夏目漱石から野口英世に、五千円札は新渡戸稲造から樋口一葉に、それぞれ2004年で代わっています。今回の集団レイプ疑惑事件は、福沢を交代させるきっかけとなり、財務省は年明けにも新一万円札の“顔”を発表するともっぱらです」(経済ライター)

今回の事件で、“慶應ブランド”は日本を代表する紙幣の顔にふさわしくないという判断がなされるかもしれない。福沢先生も草葉の陰でさぞお嘆きのことだろう。

それはともかく、では新一万円札にふさわしいのは誰なのか。戦後の貨幣史を振り返りながら、その傾向を探ってみよう。

千円札は聖徳太子、伊藤博文、夏目漱石、野口英世の4名。五千円札は聖徳太子、新渡戸稲造、樋口一葉の3名。一万円札は聖徳太子、福沢諭吉の2名。この他にも百円札に板垣退助、五百円札に岩倉具視と、明治政府の政治家が多いのが特徴だ。また聖徳太子は新札発行の1番手に重用され、金融ジャーナリストによると、「5万円札あるいは10万円札発行の際には復活する」とも言われている。