高岡早紀“完脱ぎ”映画『忠臣蔵外伝 四谷怪談』~試写室がドヨめいた伝説の美爆乳!

忠臣蔵外伝 四谷怪談
作品目『忠臣蔵外伝 四谷怪談』
松竹 1994年 DVD発売中
監督/深作欣二
出演/佐藤浩市、高岡早紀、荻野目慶子、石橋蓮司、津川雅彦ほか

先ごろ、兄が脱税で東京地検特捜部に逮捕されたというニュースが伝わった女優の高岡早紀。以前も身内の不祥事があったように記憶しているが、彼女の責任ではないだろうから、かわいそうな気もする。そんな高岡が満天下を唸らせたのが、深作欣二監督による〝忠臣蔵〟と〝四谷怪談〟というおなじみの演目を合体させたこの話題作。ヒロイン・お岩に扮し、〝脱いだらスゴイ〟の典型みたいな美爆乳をフルオープンさせた。その圧倒的な乳房の迫力に、当時の松竹旧試写室でドヨめきが起こり、タメ息が漏れたという〝伝説〟もある。私はその〝生き証人〟でもあり、正真正銘の事実であると証言したい。

元禄14年、江戸城松の廊下の刃傷沙汰で、赤穂藩はお取りつぶしとなり、藩士たちは浪人となった。召し抱えられたばかりの民谷伊右衛門(佐藤浩市)も苦しい生活を強いられる。そんな折、彼は湯女のお岩(高岡早紀)と出会い、一緒に暮らし始める。だが、大店の娘・お梅(荻野目慶子)に見初められ、浪人から足を洗える好機を手に入れるため、伊右衛門は、すでに身ごもっていたお岩が邪魔になり始めるが…。

 

深作欣二「いっそ湯女にしてしまえ!」

お岩を武家娘から湯女に設定を変えたことで、高岡のキャラが生きた。このキャストは最初から決まっていたそうで、深作監督によると「(武家娘の)しなしなとした所作なんかしないコだから、いっそ湯女にしてしまえ」となったそうだ。まあ、湯女といえば現代なら風俗嬢だろうから、ハダカも当然付いてくる。お客とコトに及ぶシーンも無理がない。

店で伊右衛門の相手をするお岩。ハラリと躊躇も何もなく着衣を脱ぐと、ドド~ンと超たわわな巨乳が出現する。試写室ドヨめきの瞬間だった。湯床で伊右衛門による、いわば〝言葉攻め〟に遭いながら、組み伏せられ、壁に押し付けられ、唇を奪われる。この連続シーンが圧巻だ。すかさずグイと突き立てられ、まぶしい巨乳が揺れまくる。湯まみれ、汗まみれのカラミの興奮度はかなりのもの。また、長屋で髪を整えるシーンでも、上半身ヌードを惜しげもなく見せつけ、これまた眼福であった。

公開当時、共演の佐藤浩市ともウワサになったし、ヘアヌード写真集『one、two、three』も映画との相乗効果が効いてベストセラーとなった。五十路も近づいた今でもフェロモン満載だが、20歳そこそこでのこの〝伝説の美爆乳〟映画が四半世紀を経ても語り継がれるのだから、大したもの。そろそろ〝熟女編〟を披露していただきたい。

(映画評論家・秋本鉄次)

 

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nudethaimodel / Shutterstock

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