2月20日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、木曜レギュラーの『関ジャニ∞』横山裕とタレントの小島瑠璃子が、一時席を外す場面があった。
当該シーンは、「ロングセラー商品の昔と今 何が変わった?」というクイズコーナーで起こった。番組はロングセラー商品の〝ある変化=ターニングポイント〟となった出来事をクイズ形式で振り返りながら紹介。この日は『明治ブルガリアヨーグルト』、三島食品のふりかけ『ゆかり』、不二家『ミルキー』のキャラクター・ペコちゃんが取り上げられ、ヨーグルト以外はVTRの後にスタジオでクイズに答える流れだった。
「ゆかり」のVTRが明けてスタジオに戻ると、そこに小島の姿はなし。しかし、コーナーは何事もないようにそのまま進んでいき、3問目のペコちゃんに関するクイズに入っていく。すると今度は、VTR明けのスタジオに横山の姿がない上、小島も姿を消したまま。2人はそのまま映ることなく、次のコーナーでようやく再登場した。
今回の出来事に、ネット上では、
《こじるりは??体調不良?》
《ヒルナンデス、ヨコが消えたんだけどどした?》
《あれ、ヨコが消えた!?》
などといった声が上がっていた。
“大人の事情”で画面にすら映らず
一見、不自然に思える一幕だったが、理由は至ってシンプルなようだ。
「いわゆる〝大人の事情〟というやつです。小島は永谷園のCMに起用されていて、ふりかけを扱う三島食品は競合他社。横山もグループで森永製菓『ハイチュウ』のCMに出演しており、不二家のキャンディーはライバル製品に当たります。広告をまかされている以上、競合他社の宣伝にくみすることは許されませんから、その場面ではカメラから消えて、いなかったことにする必要があるわけです」(芸能記者)
さまざまな商品や企業の紹介コーナーが多いことから、一部では〝ステマ番組〟とも揶揄される同番組。紹介や宣伝が多いと、今回のようなバッティングも起こってしまうようだ。