『メルカリ』で“謎のイラスト”が続々落札の怪! 妊活商法が話題に…

(C)Dean Drobot / Shutterstock

妊活に励む女性、SNSでの通称〝べビ待ち〟たちの間で、最近人気を集める商品がフリマアプリ『メルカリ』にあるという。

それは、妊婦が陣痛中に描いた〝赤富士〟のイラスト。何でも、そのイラストをもらった人のもとにも赤ちゃんに恵まれるという一種の〝おまじない〟的なもので、安産祈願のような扱いを受けているようだ。

これらはともすると〝落書き〟ともいえそうなクオリティーだが、値段は1枚約300円から500円程度。中には、へその緒をイメージして赤、ピンク、紫系の3色で編んだミサンガを付属させている人や、実際に出産した証拠として母子手帳を提示する人、富士山だけでなくコウノトリやキノコも描く人など、差別化を図っている様子も見受けられる。

また、このイラストは〝寝室の北側に(絵を南向きにして)飾るといい〟そうだが、スマホケースなど普段の持ち物の中に入れてお守り代わりにするものおすすめだそう。

 

妊活に向けて勇気を与えてくれる

そこで気になるのがその効果。とある出品者は自身も妊活中に他人からイラストをもらったことが多いようで、商品の説明文に

《私は妊娠していた義理の妹に描いてもらい見事妊娠!》
《私自身もメルカリで赤富士を購入した後に2人目授かりました》

などと、実体験が書き込まれている。インスタグラムでも「#子宝祈願」のハッシュタグとともにイラストを公開し、譲渡を呼び掛けるポストがチラホラ…。「メルカリ」で出品までしなくとも、妊婦から〝べビ待ち〟の人々へ画面越しに勇気を与えていることは間違いないようだ。

「妊娠を望みながら、なかなか授かることのできない女性たちは、思考が暗くなりがちです。某女性向けネット掲示板では、『(妊娠できないと)自分ってこんなに醜い人間だったんだ…って自己嫌悪にもなる』『妊娠しますように…妊娠しますように…って頭の中そればっかり考えながら抱かれるから全然気持ちよくない』などと、当時のつらい経験を振り返るコメントが書き込まれています。SNSで妊活アカウント同士励まし合っている人の中には、どちらかに陽性反応が出た途端にブロック、まるで敵ができたかのような冷たい態度を取る人も少なからず存在していますね」(女性誌記者)

2015年には、『森三中』の大島美幸が〝妊活本〟を執筆し、その本の付録として大島が陣痛中に描いたという〝赤富士〟のイラストが〝妊活お守りカード〟として付いていた。

高齢出産が珍しくない現代。今後ますます不妊ビジネスは広がっていきそうだ。

 

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